精神と時の部屋は地球での1日が1年間になる不思議な部屋です。
この部屋に入って勉強などをしたいと考える人がよくいると思うのですが、精神と時の部屋は地球とは比べ物にならない程の過酷な環境です。
とてもじゃないですが、勉強などできるとは思えません。
1日で1年分の勉強ができる精神と時の部屋
(出典:ドラゴンボール32巻/56p)
精神と時の部屋に入り、1年間過ごしたとしても地球では1日しか経っていません。
よく「精神と時の部屋に入って〇〇したい」と言われますが、確かに気持ちもわかります。
例えば受験勉強です。
受験の前日まで遊びまくって、最後の1日に精神と時の部屋に入り、1年分の勉強をする。
精神と時の部屋から出てきても、地球では1日しか経っていません。
趣味などに関してもそうです。
残業をして帰宅したのは夜12時。翌朝の6時には部屋を出て仕事にいかなくてはいけません。
映画を見たり、ゲームをしたりする時間などなく、充分な睡眠を取ることも難しいでしょう。
しかし、精神と時の部屋があれば大丈夫。
映画もゲームもやりたい放題。たっぷり睡眠をとって部屋から出てきても、地球では数分も経っていません。
(地球での30分が精神と時の部屋での1週間に相当)
勉強でもスポーツでも、趣味に関しても最高の時間の使い方ができる便利な部屋が精神と時の部屋です。
しかし、忘れがちな事があります。
精神と時の部屋の気温
(出典:ドラゴンボール32巻/56p)
まず、精神と時の部屋の気温に注目してみましょう。
精神と時の部屋は地球とは全く違う気温になっており、気温50度~マイナス40まで変化します。
真夏のクソ暑い日ですら、せいぜい気温40度程度。これでも熱中症で死ぬ人がバンバン出てきます。
気温50度にもなってしまえば、命の危険が常につきまといます。
そして最低気温はマイナス40度。これは冷凍庫並みの寒さです。
生半可な防寒対策では身体が凍って命を落としてしまうでしょう。
気温50度~マイナス40度。気温差が90度もある精神と時の部屋では、過酷な暑さと寒さが交互に襲いかかってきます。
冷暖房はもちろんないので、このとんでもない気温差の中で勉強に集中できるとは思えません。
死にます。
精神と時の部屋の重力は地球の10倍
精神と時の部屋は気温だけではなく、重力も地球とは異なっています。
精神と時の部屋の重力は地球の10倍。
部屋に入った途端に10倍の重力に襲われ、身動きが取れなくなり、指一本動かすことができなくなってしまうでしょう。
身体を鍛えていたり丈夫な人は、これでもなんとか死なずにすむかも知れませんが、前述したように精神と時の部屋の気温は50度~マイナス40度まで変化します。
10倍の重力で身動きが取れないところに容赦なく、暑さと寒さが襲いかかって来るのです。
死にます。
精神と時の部屋に入っても生きるだけで精一杯
もし、精神と時の部屋に入っても、その過酷さで生きるのが精一杯になり、勉強どころではないです。
たぶん1日を持たずに死んでしまいます。
精神と時の部屋で勉強や趣味などをやりたいと考えがちですが、部屋の環境があまりにも過酷すぎます。
ただ、問題である気温と重力をなんとかすれば、過酷な精神と時の部屋で過ごすことも可能でしょう。
ドラゴンボールの世界には天才科学者「ブリーフ博士」がいるのです。
ブリーフ博士にカプセルハウスを作ってもらう
(出典:ドラゴンボール6巻/126p)
ブリーフ博士はブルマの父親で、ホイポイカプセルを作った天才科学者です。
博士は作中、悟空やベジータに重力室を作ってあげたりもしています。
そして重力室を作ったブリーフ博士であれば、精神と時の部屋の重力と気温を無効化するカプセルハウスを作ることができるはずです。
(出典:ドラゴンボール11巻/38p)
このカプセルハウスの中は地球と同じ重力に設定され、室温は人間が最も心地よいと感じる温度に保たれています。しかも時間の流れはそのまま。
人間は科学によって発展し、厳しい自然現象を克服してきました。
科学が発展しなければ、台風などの自然災害。ありとあらゆる伝染病などで人間は絶滅していたかも知れません。
精神と時の部屋に入る前に、まずブリーフ博士とお近づきになり、カプセルハウスを作ってくれるような間柄になっておきましょう。
ブリーフ博士が難しければ、娘のブルマでも大丈夫です。
ブルマはイケメン好きなので、顔がイマイチな人は整形をして見た目を良くしておきましょう。
(出典:ドラゴンボール7巻/60p)
うまくブルマとお近づきになって親密になれば、カプセルハウスを作ってくれるかも知れません。
ただ、ベジータに殺されます。