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バビディに洗脳されたベジータが受けた「罰」について【ドラゴンボール】

魔人ブウ編でバビディに洗脳されたベジータが自爆するシーンについての考察です。

 

ベジータはバビディに洗脳されて昔の悪人に戻りますが、結局魔人ブウを倒すために正気を取り戻します。

 

しかし、ベジータの犯した罪はとても重いもので、それ相応の「罰」が必要だったのです。

 

 

バビディに洗脳されたベジータが受けた「罰」

ベジータは1日だけ現世に帰ってきた悟空と闘うため、わざとバビディに洗脳されます。

 

バビディに洗脳され、限界以上に力を引き出されたベジータは悟空と互角の闘いを繰り広げていましたが、2人の闘いのダメージによって魔人ブウが復活。

 

復活した魔人ブウはとてつもない気を持っていました。

 

そのとてつもない気を感じたベジータは悟空を気絶させ、1人で魔人ブウのもとへ向かいます。

 

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(出典:ドラゴンボール39巻/37p)

 

魔人ブウを出してしまったのはベジータです。

 

ベジータは自分のしたおこないにケジメをつけるため魔人ブウと闘い始めましたが、魔人ブウはとてつもない強さで全く歯が立たずにボロボロにされてしまいます。

 

そしてついにベジータは魔人ブウに敗れトドメを刺されそうになりますが、近くにいたトランクスと悟天が間一髪のところで助けました。

 

ベジータを助けたトランクスと悟天は、ベジータと一緒に3人で魔人ブウと闘おうとしていましたが、ベジータは3人で立ち向かってもムダな事を知っていました。

 

ベジータはトランクスと悟天を気絶させ、魔人ブウに自爆攻撃を仕掛けるのです。

 

自爆したベジータは存在そのものが消えてしまう

トランクスと悟天を気絶させたベジータは自爆するまえ、ピッコロに自分の死後の事をたずねていました。

 

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(出典:ドラゴンボール39巻/106p)

 

ベジータは死んであの世に行ったら悟空に会いたかったのですが、ベジータは悪人です。

 

いままで罪のない人を何人も殺してきたし、バビディに洗脳された際にも天下一武道会の会場にいた人達を200人以上殺しています。

 

あの世に送られたベジータの魂は浄化され、全く新しい生命体にされてしまうのです。

 

もちろん、二度とブルマやトランクスと会うことも出来ません。

 

全てはベジータの自分勝手な行動がまねいたことです。


ベジータは「罰」として存在そのものを消されてしまうのです。

 

ベジータは地球で暮らすうちに穏やかになっていた

地球に来たベジータはカプセルコーポレーションで暮らすうちにブルマと出会い、2人の間には子供のトランクスが出来ました。

 

最初はトゲトゲしていたベジータも地球で暮らすうちにどんどん穏やかになっていきます。

 

トランクスと一緒に重力室でトレーニングしていた時の事です。

 

150倍の重力に絶えられそうにないトランクスの様子を見ていたベジータは「無理をするな、トランクス。部屋から出ていったほうがいい」と言ってトランクスを重力室から出そうとしています。

 

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(出典:ドラゴンボール36巻/121p)

 

そして次のシーン。

 

ベジータは超サイヤ人に変身したトランクスと組み手をするのですが、思ってた以上にトランクスが強く、思わず手が出てしまいます。

 

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(出典:ドラゴンボール36巻/127p)

 

そして、トランクスはベジータの予想外の反撃におどろいたのか泣いてしまいました。

 

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(出典:ドラゴンボール36巻/127p)

 

ベジータはトランクスが泣き出してしまったので「泣くな、遊園地には連れて行ってやる」といって泣き止まそうとしていますが、以前のベジータであればこんな行動を取っていたでしょうか。

 

150倍の重力でトランクスがキツそうにしていても「この程度で情けないぞ」とか言ったり、トランクスが泣いてしまっても「泣くな!!首の骨をへし折るぞ!!」くらいは言っていたと思います。

 

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(出典:ドラゴンボール18巻/25p)

 

しかし、ベジータはトランクスに無理をさせず部屋を出ていくようにうながしたり、泣いてしまったトランクスを必死で泣き止まそうとしています。

 

トランクスもトランクスで、ベジータに一発殴られたぐらいで泣いているので、たぶんベジータは普段からトランクスに手を上げたことも無いのではないでしょうか。

 

まあ、トランクスは嘘泣きの可能性もありますが、それにしても魔人ブウ編のベジータはかなりトランクスに甘いような気もします。

 

きっと地球で暮らすうちにベジータは穏やかになり、自分の子供に愛着が出来て、あまり厳しくできなくなっているのでしょう。

 

その後の天下一武道会少年の部でトランクスが悟天に勝った時も滅茶苦茶嬉しそうに喜んでいましたので、ベジータは昔の荒々しい感じがかなり消えていたのだと思います。

 

そんな、穏やかになったベジータでしたが、心のなかでは自分におきた変化を気に入っていなかったのかもしれません。

 

ベジータは穏やかになった自分が気に入らなかった

バビディに洗脳されたベジータは悟空と闘うまえに「昔のオレに戻りたかった」と語っていました。

 

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(出典:ドラゴンボール38巻/190p)

 

ベジータは居心地のいい地球で暮らすうちに穏やかになりましたが、心のどこかで穏やかになってしまった自分を受け入れることが出来なかったのでしょう。

 

ベジータは悟空と闘う目的以外にも、バビディに洗脳されることで昔の自分に戻ろうとしていたのです。

 

昔の自分に戻るため、バビディに洗脳されるベジータ

バビディに洗脳され、昔の悪人の自分に戻ったベジータは悟空と闘い始めましたが、魔人ブウのとてつもない気を感じたことで我に返ります。


しかし、すでに手遅れでした。

 

悟飯は魔人ブウに殺され、魔人ブウはベジータの想定以上の強さだったのです。


悟空との闘いを切り上げたベジータが最初にしたことは「謝罪」でした。

 

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(出典:ドラゴンボール39巻/61p)

 

そして、ベジータは自分のしたおこないのケジメをつけるために魔人ブウと闘うのですが、はたしてベジータは昔の自分に戻った事で何か得るものはあったのでしょうか。

 

多分なにもないんですよね。

 

地球で暮らすうちに穏やかになったベジータは、心のどこか変わってしまった自分を嫌っていたと思います。

 

しかし、いざバビディに洗脳されて昔の自分に戻ってみても、魔人ブウの事が気になって悟空との闘いに身が入らなくなったりもしています。

 

ベジータは魔人ブウのとんでもない気を感じたとき、たぶんブルマたちの事が頭によぎったのでしょう。

 

このままではブルマたちにも危険が及び、最悪死んでしまうかもしれません。

 

ベジータは自分の誇りと同じか、それ以上に大事なものが出来ていたのだと思います。

 

それは「家族」です。

 

ベジータは皮肉にも悪人に戻ったことで、自分の誇りと同じかそれ以上に家族の事を大事に思っている事を気づいてしまったのです。


しかし、ベジータは変化した自分を受け入れるまでに大勢の犠牲を出しました。

 

全てはベジータのワガママ

全ては「変わった自分が気に入らないから昔に戻りたい」というベジータのワガママです。

 

ベジータのワガママのせいで大勢の人が殺され、魔人ブウも復活してしまいました。

 

ベジータのした事はとうてい許されることではありません。それ相応の「罰」が必要なはずです。

 

それが「ベジータの存在そのものを消滅させる」というものだったのだと思います。

 

ベジータは今までの罪をつぐなうため、二度と家族に会うことも許されず、悟空と再会して闘うことも出来ないように存在を抹消されてしまうのです。

 

ただ、このあとベジータはドラゴンボールで生き返ります。

 

ドラゴンボールなんで。