ピッコロ大魔王は卵を生む時に「ポコペンポコペン ダーレガツツイタ・・」と呪文を唱えながら卵を産んでいます。
この呪文にはいったいどんな効果があり、何のためにピッコロ大魔王は呪文を唱えていたのでしょうか。
考察してみました。
- ピッコロ大魔王が卵を産む時に唱えた呪文
- 呪文「ポコペンポコペン・・」は体内に卵を作る呪文?
- 「ポコペンポコペン・・」には卵を楽に吐き出せるようにする効果もある?
- 若返ったピッコロ大魔王は呪文なしで卵を産んでいる
ピッコロ大魔王が卵を産む時に唱えた呪文
(出典:ドラゴンボール12巻/68p)
ピッコロ大魔王は「ポコペンポコペン ダーレガツツイタ・・」といいながら卵を産んでいました。
この呪文を唱えることで体内から巨大な卵を吐き出したピッコロ大魔王ですが、卵を産む時の光景はグロテスク。
近くで見ていたピラフ大王も「メシがまずくなる」と言っています。
(出典:ドラゴンボール12巻/69p)
ところで、この呪文は一体どんな効果があり、何のために唱えているのでしょうか?
単純に考えれば、この呪文はピッコロ大魔王の体内に卵を作り出すためのものだと考えられます。
呪文「ポコペンポコペン・・」は体内に卵を作る呪文?
ピッコロ大魔王は「ポコペンポコペン・・」と呪文を唱えることで体内で卵を作り、吐き出していたのでしょう。
また、ピッコロ大魔王は卵から産み出す魔族の姿も自由に変化させることが出来るようですので、この呪文で体内の卵に魔術のようなものをこめ、自由に姿かたちを変えていたのだと思います。
さらに、この呪文を唱えた時のピッコロ大魔王は年老いてヨボヨボの状態でした。
「ポコペンポコペン・・」には卵を楽に吐き出せるようにする効果もある?
ピッコロ大魔王が呪文を唱えて体内に卵を作り出せても、さらにそれを吐き出すとなると身体にかなりの負担がかかり寿命も縮めしまうはずです。
(出典:ドラゴンボール12巻/67p)
「ポコペンポコペン ダーレガツツイタ」の「ダーレガツツイタ(誰がつついた)」の部分には、年老いたピッコロ大魔王が卵を楽に吐き出せるようにする効果があったのかもしれません。
思い出してみてください。飲みすぎたりして気持ちが悪い時、オブラートに包まずにいうと「ゲロ」を吐きたい時、誰かに背中をさすってもらったりしませんか?
近くに誰かいない場合は、喉に指を突っ込んで吐き出すと思います。
何もせずに吐こうとするよりも、背中をさすってもらったり指を突っ込んだほうが吐きやすいですし、胃の中にあるものを一気に、何度もひねり出すことが出来ます。
年老いて卵を吐き出すための力が無くなっていたピッコロ大魔王は、この呪文を唱えることで卵を吐き出しやすくしていたのでしょう。
呪文で補助して卵を吐き出せば身体への負担も軽減され、寿命への影響を最小限に出来るはずです。
若返ったピッコロ大魔王は呪文なしで卵を産んでいる
その後、ピッコロ大魔王はドラゴンボールで若返ります。
ピッコロ大魔王は若返った後も卵を産んでいるのですが、この時は呪文を唱えること無く卵を産んでいます。
(出典:ドラゴンボール13巻/133p)
多分、年老いているときは魔力が足らずに呪文で補助して卵を作ったり吐いていたのでしょうが、若返った後は呪文を唱える必要がないくらい魔力が満ちていたのだと思います。
さらに、若返った身体であれば卵を吐き出す力も充分にあるでしょうから、呪文で補助をする必要もなく、簡単に卵を吐き出せるようになっていたのでしょう。