孫悟空が発現した身勝手の極意についてまとめました。
また、身勝手の極意には「身勝手の極意 兆」と「身勝手の極意 極」があり、この2つの違いも記載しています。
※公式では、この身勝手の極意を発動することを「発現」と表現しているようなので、この記事でも発現という言葉を使っています。
身勝手の極意について
(出典:ドラゴンボール超 110話)
身勝手の極意はドラゴンボール超で登場した技で、この技を発現すると「頭で考えずに身体が勝手に動く」ようになります。
無意識下の状態で自動的に身体が勝手に動くようになるため、あらゆる攻撃を瞬時に回避し、攻撃できるようになるのです。
この身勝手の極意の習得難易度は非常に高く、破壊神ビルスでも未だに習得することができていません。
しかし、破壊神のガイド天使であるウイスはこの技を習得しており、悟空たちに修行をほどこして習得させようとしていました。
修行をつんだ悟空は、力の大会でジレンと闘った時に身勝手の極意を発現させました。
身勝手の極意は2種類あり、未完成状態の「身勝手の極意 兆」と完成状態の「身勝手の極意 極」があります。
「身勝手の極意 兆(きざし)」について
(出典:ドラゴンボール超 110話)
悟空がジレンとの闘いの中で最初に発現した姿です。
髪の毛は黒いままで、青白いオーラに包まれており、目の色は銀色になっています。
この状態は未完成状態の「身勝手の極意 兆」と呼ばれていて、敵の攻撃を回避したりする防御面においては無意識で身体を動かすことができます。
(出典:ドラゴンボール超 110話)
しかし、攻撃面においては完全に無意識とはいえず、わずかながら自我が混ざってしまい、その攻撃は不完全なものとなっています。
ただ、この未完成の状態でもその強さは凄まじく、今まで圧倒的な強さを誇っていたジレンとも互角に闘えるほどです。
「身勝手の極意 極」について
(出典:ドラゴンボール超 129話)
力の大会の最終盤。ジレンとの最終決戦時に悟空が発現した姿です。
これは身勝手の極意を完全に極めた状態で、髪が銀色になっています。
不完全だった攻撃面も完全に無意識下で繰り出すことが出来るようになり、攻撃も防御もスキのない完璧な状態です。
あらゆる攻撃を頭で考えることなく自動的に回避し、無意識下の状態で最適な攻撃を繰り出すことが出来るようになります。
(出典:ドラゴンボール超 130話)
その強さは凄まじく、「身勝手の極意 兆」では互角だったジレンを圧倒しました。
しかし、「身勝手の極意 極」は身体への負担も半端ではなく、ジレンにトドメを刺そうとした時に解除されてしまい、その反動によって自分自身に大ダメージを受けて身動きが取れなくなってしまうほどです。
力の大会で「身勝手の極意 極」を発現できた悟空ですが、まだ自由に使いこなすことは出来ないようです。
今後、この身勝手の極意を自由自在に、反動もなく使いこなせるようになれば、ビルスどころかウイスにも匹敵する強さになれると思います。
「身勝手の極意 兆と極」の違いまとめ
(出典:ドラゴンボール超 130話)
最後に「身勝手の極意 兆」と「身勝手の極意 極」の違いをまとめます。
【身勝手の極意 兆】
- 青白いオーラに包まれる
- 目は銀色で髪は黒いまま
- 防御面は無意識下で動く
- 攻撃面では自我が混ざる
- 未完成の状態
【身勝手の極意 極】
- 身勝手の極意を完全に極めた状態
- 髪が銀色になる
- 攻撃も防御も完全に無意識で自動的に動くようになる
- 身体への負担が大きい
以上です。