地球に来て家族ができたベジータは、家族思いのいいお父さんになっています。
この記事では、ベジータが家族を大事に思っていると感じられる場面をいくつか紹介しています。
家族を守るため命を捨てたり、トランクスとの約束を守ってガラにも無い家族旅行に行くベジータは「いいパパ」です。
家族を守るため魔人ブウと闘うベジータ
(出典:ドラゴンボール39巻/73p)
バビディに洗脳されたベジータは魔人ブウと闘いました。
しかし、魔人ブウはベジータよりもはるかに強く、全く歯が立ちません。
窮地に立たされたベジータは魔人ブウを倒す最終手段として「自爆」を選びました。
自爆を決意したベジータの近くにはトランクスがいます。
ベジータは「お前は一度も抱いてやったことがなかったな。抱かせてくれ」といってトランクスを抱きしめます。
(出典:ドラゴンボール39巻/103p)
「ブルマを・・ママを大切にしろよ。元気でな、トランクス」
ベジータはトランクスに最後のあいさつをすませると、魔人ブウもろとも自爆をして散っていきました。
ベジータは魔人ブウを出してしまったケジメもそうですが、家族であるトランクスとブルマを守るため、自分の命を捨ててでも魔人ブウを倒そうとしたのだと思います。
トランクスとの約束を守り家族旅行に行くベジータ
ベジータは魔人ブウに自爆を仕掛けるまえ、トランクスと一緒に遊園地に行く約束をしていました。
(出典:ドラゴンボール39巻/127p)
原作内ではこの約束が果たされることは無かったのですが、アニメ「ドラゴンボール超 2話」にて、ベジータが約束を守り家族旅行に行く話が描かれました。
(出典:ドラゴンボール超 2話)
ブルマとトランクスと一緒に食事をしたり汽車にのっているベジータはムスッとしていますが、実は家族旅行に行こうといい出したのはベジータなんです。
ベジータはトランクスとした約束をしっかりと覚えており、旅行に行こうとトランクスたちを誘ったのです。
ガラにも無いことをしてしまったベジータはムスッとしていますが、実際のところはまんざらでもないようで家族旅行を楽しんでいました。
娘のブラが産まれて喜ぶベジータ
その後、ドラゴンボール超ではベジータとブルマの間にもうひとりの子供「ブラ」が産まれます。
ベジータはブラが産まれてくるのを楽しみにしていて、ビルスとの修行を途中で切り上げて地球に帰ってきたり、ブラが産まれるまでは力の大会にも出ないと言っています。
(出典:ドラゴンボール超5.6巻/138.74p)
そして無事にブラは産まれ、ベジータは「おおーー。女の子か・・」といって愛娘の誕生を喜んでいます。
(出典:ドラゴンボール超6巻/76p)
ベジータにとって子供が産まれてくることは宇宙の危機よりも大事なことのようです。
昔のベジータは家族などなんとも思わない性格だった
今ではすっかり家族思いの「いいパパ」になってしまったベジータですが、昔は家族や仲間の事などなんとも思わない性格をしていました。
(出典:ドラゴンボール29巻/151p)
しかし、ベジータは地球に来てブルマと出会い、家族を持つことで少しずつその考えが変わっていったのでしょう。
今ではドラゴンボールで一番といっていいほど、家族を大事にするお父さんになってしまいました。