リクームと闘った時のベジータの戦闘力が低すぎる事について考察してみました。
この時のベジータの戦闘力は少なくとも30000以上はあるはずですが、20000近くまでしか上昇していません。
ベジータは「ある理由」によって、戦闘力が落ちていたのかもしれないです。
リクームと闘った時のベジータの戦闘力
(出典:ドラゴンボール23巻/152p)
ベジータはナメック星でギニュー特戦隊のリクームと闘う前に気を高め、戦闘力を「20000近く」まで上昇させます。
(出典:ドラゴンボール23巻/153p)
リクームの戦闘力はベジータよりも遥かに高いので、この時のベジータでは全く歯が立たなかったのですが、ベジータの戦闘力が「20000近く」は低いと思います。
ベジータはナメック星で激しい戦いを乗り越えて強くなっていたからです。
ベジータの戦闘力の推移
簡単にベジータの戦闘力を振り返ってみます。
まず、地球で悟空と闘った時の戦闘力は18000です。
次に、キュイとドドリアを倒した時の戦闘力は24000。
その後、ベジータはザーボンと闘い負けてしまいますが、メディカルマシーンで復活しています。
復活したベジータは変身後のザーボン以上の戦闘力を身に着けました。
変身後のザーボンの戦闘力は明らかになっていませんが、30000以上はあると思われ、このザーボンを倒せたベジータは少なくとも30000以上の戦闘力が無くてはおかしいはずです。
では、なぜリクーム戦時のベジータは戦闘力が「20000近く」まで下がってしまったのでしょうか。
考えられる原因として、この時のベジータは体調が万全ではなかった可能性があります。
ベジータは体調が万全ではなかった可能性
リクームと闘う前のベジータはクリリン達が持っているドラゴンボールを奪うため、休息をとりながらクリリン達の気を探っていました。
(出典:ドラゴンボール23巻/80p)
そして4日後、ついにベジータはクリリン達の気を見つけ、猛スピードで急接近。クリリンに接触しています。
(出典:ドラゴンボール23巻/91p)
ベジータがクリリンの気を見つけるまで4日間ありますが、恐らくこの間ベジータはほとんど睡眠を取っていません。
そしてその後、ギニュー特戦隊を倒したベジータはフリーザの宇宙船に戻り、新しい戦闘服に着替えるのですが、しばらく寝ていないので仮眠を取っていました。
(出典:ドラゴンボール25巻/52.53p)
クリリンの気を見つけるまでの4日間、ベジータは寝ずに気を探っていた
以上のことから、ベジータはクリリンを見つけるまでの4日間、ほぼ睡眠を取らず、休息も必要最低限にし、ずっとナメック星全域の気を探っていたということになります。
ベジータもわずかなチャンスを逃さないよう常に精神を研ぎ澄ませていたでしょうから、この4日間で疲労してしまい、ベストコンディションの状態では無くなっていたのでしょう。
4日間寝ていないベジータの体調は万全とはいえず、リクームと闘う時に気を高めても20000近くまでしか戦闘力を上げられなかったのだと思います。
単純に鳥山先生の勘違い?
あとは単純に「鳥山先生の勘違いである」と考えることもできます。
アニメスタッフさんもこの時のベジータの戦闘力が低いと思っていたのか分かりませんが、ドラゴンボールZではベジータの戦闘力が「30000近く」に変更されています。
まあ、30000でも低い気はしますが・・・。