ピッコロと神様の関係についてまとめています。
ピッコロと神様はもともと一人の天才武闘家だったのですが、ある出来事によって二人に分離してしまいました。
また、神様はナメック星人でもあり、親の名前は「カタッツ」といいます。
全てはこのカタッツから始まったので、まずカタッツのことから説明していきます。
- 神様の親「カタッツ」について
- 地球に着いた神様は天才武道家になる
- ピッコロ大魔王誕生
- ピッコロ大魔王復活
- ピッコロ大魔王の残した子供「マジュニア」
- ピッコロと神様は再び一つになる
- ピッコロと神様の関係まとめ
神様の親「カタッツ」について
ドラゴンボールの第1話よりも更に昔、神様の故郷であるナメック星は、ひどい異常気象に見舞われ、最長老を除くナメック星人が死に絶えてしまいました。
神様の親であるカタッツは異常気象のなか、宇宙船に自分の子供を入れて地球に飛ばします。
宇宙船の中には「後で行くから待っててくれ」と手紙を入れておいたのですが、結局カタッツも異常気象によって命を落とし、地球に来ることは叶いませんでした。
その後、神様を乗せた宇宙船は地球の「ユンザビット高地」に降り立ちます。
ユンザビット高地は地球の辺境の地なので、人が住むにはとても厳しい環境です。
(出典:ドラゴンボール21巻/56p)
神様はしばらく宇宙船の中にあった手紙を信じてユンザビット高地にいましたが、前述したようにカタッツは死んでいるので、いつまで待っても地球に来ることはありません。
神様はユンザビット高地で30年ほどカタッツの事を待っていましたが、ついにユンザビット高地を後にして出ていきました。
地球に着いた神様は天才武道家になる
ユンザビット高地を出た神様は地球で暮らす内に天才的な武道家になっていました。
(出典:ドラゴンボール14巻/119p)
天才武道家となった神様はカリン塔に登り、神殿に行き、先代の神と出会います。
先代の神にも寿命があり、神様は次の地球の神になりたかったのですが、いつまで立っても先代の神は認めてくれませんでした。
神様は地球人との接触により、心の奥底にわずかな悪が潜んでいたからです。
その後、自分にできた悪に気づいた神様は苦しい修業により、その悪を心から追い出すことに成功します。
(出典:ドラゴンボール14巻/120p)
悪の心を追い出した神様は正式に地球の神となり、ドラゴンボールを作り出すのです。
ピッコロ大魔王誕生
(出典:ドラゴンボール13巻/176p)
神様は無事、地球の神になることが出来ましたが、心から追い出した悪はピッコロ大魔王となり、外界に逃げて悪の限りを尽くして暴れまわってしまったのです。
ピッコロ大魔王は卵を産み、魔族の仲間を作り出すことで勢力を拡大していましたが、亀仙人の師匠である「武泰斗様」が立ち上がり、魔封波をあみ出しました。
(出典:ドラゴンボール12巻/43p)
この魔封波によりピッコロ大魔王は電子ジャーの中に封印されますが、技を使った反動で武泰斗様は命を落としてしまいます。
その後、ピッコロ大魔王を封印した電子ジャーは、武泰斗様の弟子の亀仙人により海深くに沈められ、世界に平和が戻りました。
ピッコロ大魔王復活
それからしばらくして、ピッコロ大魔王はピラフ大王たちによって復活。更にドラゴンボールで若返り、全盛期の力を取り戻します。
(出典:ドラゴンボール13巻/147p)
若返ったピッコロ大魔王はキングキャッスルに行き、国王になることで世界を征服しようとしましたが、超神水でパワーアップした悟空に倒されます。
しかし、ピッコロ大魔王は死に際、卵を吐いて子供を産み出していました。
(出典:ドラゴンボール14巻/70p)
それから3年後、ピッコロ大魔王の子供であり、全てを受け継いだ分身でもあるピッコロは「マジュニア」と名乗り、次の天下一武道会に出場します。
ピッコロ大魔王の残した子供「マジュニア」
ピッコロ大魔王の産み出したマジュニアは天下一武道会に出場し、悟空と闘いますが負けてしまいます。
その後、ピッコロは悟飯と出会い、心の優しい悟飯と触れ合うことで、悪の心が薄れていき、いつしか世界征服のことも考えなくなっていくのです。
(出典:ドラゴンボール19巻/97p)
ちなみに、ピッコロと神様はもともと一人のナメック星人のため、どちらか片方が死ぬと、もう片方も死んでしまいます。
ピッコロと神様は再び一つになる
(出典:ドラゴンボール30巻/163p)
人造人間編では、セルたちに対抗するため、ピッコロと神様が融合し、一人のナメック星人に戻っています。
一人のナメック星人に戻ったピッコロは大幅にパワーアップし、人造人間17号に負けないくらいの戦闘力を手に入れました。
また、ドラゴンボールは神様が作り出したものなので、ピッコロと融合することでドラゴンボールは石になり効力を失うのですが、新ナメック星からデンデを招き、新しい地球の神様にすることでドラゴンボールは復活しています。
ピッコロと神様は一つになり、これから先は二度と分離することはありません。
神と大魔王は再び一つになったのです。
ピッコロと神様の関係まとめ
最後に神様とピッコロの関係を箇条書きでまとめます。
- ナメック星が異常気象に見舞われる。
- カタッツが神様を宇宙船に乗せて地球に送る。
- カタッツは異常気象によって死亡。
- 地球に来た神様はユンザビット高地で暮らす。
- 約30年後、神様はユンザビット高地を出る。
- 天才武道家となった神様は、先代の神と出会う。
- 神様は先代の神の後継者になりたかったが、心の中に悪が潜んでいることを見破られる。
- 苦しい修業の末、神様は心から悪を追い出すことに成功する。
- 悪の心はピッコロ大魔王となり、外界で暴れまわってしまう。
- 亀仙人の師匠「武泰斗様」が立ち上がり、魔封波でピッコロ大魔王を電子ジャーに封印する。
- 武泰斗様は魔封波を使った反動で命を落とす。
- 弟子の亀仙人が電子ジャーを海底に沈め、世界に平和が戻る。
- その後、ピラフ大王がピッコロ大魔王の封印を解く。
- ピッコロ大魔王は再び世界征服に向けて動き出したが、悟空に倒される。
- ピッコロ大魔王は死に際、子供であり分身でもある「ピッコロ(マジュニア)」を産み落とす。
- 3年後、成長したピッコロはマジュニアと名乗り、天下一武道会に出場するが、悟空に敗れる。
- その後、ピッコロは悟空の息子の悟飯と出会い、悪の心が薄れていく。
- セルに対抗するため、ピッコロと神様は再び一人のナメック星人に戻る。
以上、長々とまとめましたが、
- ピッコロ大魔王と神様はもともと一人のナメック星人。
- 悪の心が入り込んで分離した。
- 片方が死ぬともう片方も死ぬ。
この3点を覚えておけば大丈夫かなと・・・。