ドラゴンボール界のヘタレキャラ「ヤムチャ」のクズっぷりが光るヘタレシーンをまとめてみました。
栽培マンに殺されたり、人造人間にビビったり、ヤムチャは本当にヘタレです。
- 栽培マンの自爆で死ぬヤムチャ
- 人造人間にビビりまくるヤムチャ
- 人造人間の能力を伝えるヤムチャ
- 悟空を家に送り届けるヤムチャ
- セルジュニアに腕を折られるヤムチャ
- レッドリボン軍の基地に向かうヤムチャ
- ピッコロ大魔王と闘おうとしている天津飯の加勢に向かうヤムチャ
栽培マンの自爆で死ぬヤムチャ
まず、ヤムチャのヘタレシーンと言えばこれでしょう。
栽培マンと闘ったヤムチャは最初こそ栽培マンを圧倒するものの、自爆攻撃を受けて死んでしまいます。
(出典:ドラゴンボール18巻/157.159p)
なぜ、ヤムチャが栽培マンと闘ったかと言うと「クリリンは一度死んでいるから」です。
実は、ヤムチャの前に栽培マンと闘おうとしていたのはクリリンなんです。
ヤムチャは栽培マンと闘おうとしていたクリリンを引き止めて代わりに闘いました。
(出典:ドラゴンボール18巻/151.152p)
クリリンはピッコロ大魔王編の時に一度死んでいるので、万が一の事があると再び生き返ることが出来ません。
初めて見る未知の敵である栽培マンに危険性を感じていたヤムチャは「万が一のことがあっては困る」と考えており、栽培マンと闘おうとしたクリリンを引き止め、代わりに闘ったのです。
(出典:ドラゴンボール18巻/160p)
ヤムチャは自分が死んでしまう危険があることを承知の上でクリリンの代わりに栽培マンと闘いました。
しかし、ヤムチャは弱く、ヘタレなので、栽培マンの自爆攻撃により死んでしまうのです。
人造人間にビビりまくるヤムチャ
人造人間編でもヤムチャのヘタレっぷりが光ります。
みんなが人造人間との闘いに向かっているなか、ヤムチャはビビってしまい、人造人間と全く闘う気がありません。
「オレはやらねえぞ、見物だけだからな!!」といいながら嫌々戦場に向かうヤムチャは臆病者のヘタレです。全く闘う気がありません。
(出典:ドラゴンボール29巻/38p)
なぜ、ヤムチャはここまで人造人間を恐れているかというと、この直前にヤムチャは人造人間に殺されかけているからです。
人造人間が襲ってくる南の都に降り立ったヤムチャは人造人間と遭遇し、胸を貫かれてしまいます。
(出典:ドラゴンボール29巻/21p)
胸を貫かれたヤムチャは瀕死の状態になってしまいますが、間一髪のところで悟空達に助けられ、仙豆を貰って回復しています。
もちろん、この時にヤムチャは人造人間との力の差を痛感してしまったはずです。
胸を貫かれた痛みと恐怖で、ヤムチャは人造人間にこれ以上無い恐怖心を抱いてしまったのでしょう。
本当だったら今すぐにでも逃げ出したいはずです。
しかし、ヤムチャは震える体と人造人間への恐怖心を振り払い、闘いの最前線に勇気を振り絞って向かっているのです。
人造人間がエネルギーを吸収する能力を持っている事を悟空達へ伝えるために。
(出典:ドラゴンボール29巻/35.38p)
人造人間の能力を伝えるヤムチャ
ヤムチャは戦闘力が低いので、もちろん人造人間との闘いでは役に立ちません。
しかし、ヤムチャはいちど人造人間にエネルギーを吸収されているため、その情報を悟空達に伝えることが出来たのです。
(出典:ドラゴンボール29巻/38.58p)
気を持たず、得体のしれない人造人間がエネルギーを吸収する能力を持っている事をヤムチャが伝えたことで、悟空達は人造人間に捕まれないように、気功波をうかつに使わないように闘うことが出来るようになりました。
闘いでは役に立たないヤムチャですが、人造人間の能力を伝えてくれました。
悟空を家に送り届けるヤムチャ
その後、人造人間19号と闘っていた悟空は心臓病が発病してしまいます。
自分が闘いで役に立たないことを自覚していたヤムチャは名乗り出て、悟空を家まで送り、心臓病の薬をのませてあげました。
(出典:ドラゴンボール29巻/82p)
「弱くても皆の役に立ちたい。こんな自分でも何か出来る事はあるだろうか?」
ヤムチャはきっと、そう考えていたのでしょう。
セルジュニアに腕を折られるヤムチャ
(出典:ドラゴンボール34巻/159p)
セルが尻尾から産み出したセルジュニアに無謀にも立ち向かったヤムチャは腕を折られて「ぎゃああーーっ!!」と叫んでしまいます。
セルジュニアはトランクスやベジータと互角の強さを持っている強敵ですから、勝ち目のないザコのヤムチャは立ち向かわずに逃げればよかったんです。
しかし、もしもヤムチャがセルジュニアに恐怖して逃げてしまったら、どうなっていたでしょう。
セルジュニアはセルゲームの会場にいる悟空達7人と同じ人数分生み出されています。
生み出されたセルジュニアは7匹で悟空達と同じ人数のため、最低でも1人1匹は相手にしなければいけないわけです。
もしヤムチャが逃げ出してしまえば、誰かがセルジュニア2匹を相手にしなければいけません。
(出典:ドラゴンボール34巻/155p)
前述したようにセルジュニアはトランクスやベジータと同じくらいの強さなので、ベジータですら2匹同時に闘うのはキツイです。
ヤムチャもクリリンも天津飯も逃げません。
絶対に勝ち目はないけれども、それでもセルジュニアに立ち向かうのです。
ちなみに、アニメのヤムチャと天津飯はセルとの闘いで戦闘力の落ちている悟空を守ろうとしています。
(出典:ドラゴンボールZ)
次に紹介するシーンは少し過去に戻りレッドリボン軍編での出来事です。
レッドリボン軍の基地に向かうヤムチャ
ヤムチャは悟空が世界最悪の軍隊レッドリボン軍の基地に殴り込みをかけようとしている事をブルマからの電話で知ります。
ヤムチャはレッドリボン軍の恐ろしさを知っていたのですが、危険をかえりみず悟空の加勢に向かおうとしました。
(出典:ドラゴンボール8巻/132p)
もちろん、ヤムチャ以外の人達は怯えてしまっていますが、ヤムチャは「何かの役にはきっと立つ。みんなだって悟空に助けられた事あるだろうっ!!」と言って励ましています。
(出典:ドラゴンボール8巻/145p)
ヤムチャにとって悟空は大切な友達です。
世界最悪の軍隊に殴り込みをかけた悟空の少しでも役に立ちたい、という気持ちから加勢に向かおうとしました。
ピッコロ大魔王と闘おうとしている天津飯の加勢に向かうヤムチャ
天津飯はキングキャッスルでピッコロ大魔王と闘おうとしていました。
ヤムチャは天津飯からの通信とニュースでそれを知ったのですが、ヤムチャは天下一武道会で天津飯に足を折られています。
しかし、ヤムチャは天津飯の手助けをするため、足が折れているにも関わらずピッコロ大魔王のもとへ加勢に向かうのです。
(出典:ドラゴンボール13巻/125.126p)
この時のヤムチャは悟空がピッコロ大魔王に殺されていると思っているので、もちろん悟空以下のヤムチャはピッコロ大魔王に勝ち目が無いことは分かっているでしょう。
勝ち目のない闘いに向かうヤムチャはクズのヘタレです。
ヘタレすぎて涙が出てきます。