フュージョンとポタラの設定の違いなどをまとめています。
また、フュージョンとポタラ、それぞれの合体後の戦闘力についても考察してみました。
フュージョンについて
フュージョンはメタモル星人の融合技です。
悟空はあの世でメタモル星人と仲良くなり、この融合技であるフュージョンを教えてもらいました。
フュージョンによって融合した人物は戦闘力が上昇し、かなりのパワーアップを果たすことができますが、融合するためにはいくつかの条件を満たし、あるポーズを取らなければいけません。
フュージョンをするための条件は以下のようになります。
- 融合する2人の気を同じにする。
- 2人の身長が同じくらい。
これら2つの条件を満たし、フュージョンポーズを左右対称に行い、2人の指をピッタリと合わせることで融合することができます。
(出典:ドラゴンボール40巻/62.64p)
なお、最後の2人の指がずれていたり、フュージョンポーズを間違えてしまうと融合は失敗し、戦闘力も下がってしまいます。
フュージョンで融合していられる時間は30分です。
また、フュージョンした後のパワーがあまりにも強すぎる場合は30分を待たずに融合が解除されてしまうことがあります(超サイヤ人3ゴテンクスは5分)。
ドラゴンボールGTに登場した超サイヤ人4のゴジータはパワーが強すぎたため、10分程度で融合が解除されてしまっています。
融合後の姿はメタモル星人の民族衣装を身につけ、2人の表情を合わせたような顔になります。
フュージョンで誕生したキャラ
【ゴテンクス】
出典:ドラゴンボールZ
【ゴテンクス(失敗)】
出典:ドラゴンボールZ
【ゴテンクス(超サイヤ人)】
出典:ドラゴンボールZ
【ゴテンクス(超サイヤ人3)】
出典:ドラゴンボールZ
【ベクウ(失敗ゴジータ)】
出典:ドラゴンボールZ
【ゴジータ(超サイヤ人)】
出典:ドラゴンボールZ
【ゴジータ(超サイヤ人4)】
出典:ドラゴンボールGT
【ゴジータ(DB超ブロリー)】
出典:ドラゴンボール超ブロリー
【超ゴジータ(DB超ブロリー)】
出典:ドラゴンボール超ブロリー
【ゴジータブルー(DB超ブロリー)】
出典:ドラゴンボール超ブロリー
ポタラについて
(出典:ドラゴンボール41巻/215p)
ポタラは界王神の両耳につけているイヤリングのことです。
これを合体したいそれぞれの人物の右耳と左耳につけることで合体することができます。
フュージョンのようにポーズを取ったり、2人の身長や気を同じにする必要はなく、ポタラを耳につければ無条件で合体可能です。
また、ポタラは老界王神いわく、フュージョン以上の効果があるとの事です。
合体時間は無限で、一度ポタラで合体してしまうと二度と2人に戻ることはできません。
合体後の服装や顔などは、合体した2人の人物の特徴を含んだものになります。
ドラゴンボール超以降の設定
ドラゴンボール超では設定が変更されており、界王神以外の人間が使った場合は1時間で合体が解けるようになっています。
悟空とベジータは界王神ではないので、ポタラを使っても1時間で合体が解けるようになりました。
また、フュージョンと同じように合体したときのパワーが強すぎる場合は1時間を待たずに合体が解けてしまいます。
ポタラで誕生したキャラ
【ベジット】
出典:ドラゴンボールZ
【超ベジット(超サイヤ人2?)】
(出典:ドラゴンボール42巻/22p)
【ベジット(超サイヤ人)】
出典:ドラゴンボールZ
【ベジット(DB超)】
出典:ドラゴンボール超
【ベジットブルー】
出典:ドラゴンボール超
【キビト神】
出典:ドラゴンボールZ
【老界王神】
出典:ドラゴンボールZ
【合体ザマス】
出典:ドラゴンボールZ
【ケフラ】
出典:ドラゴンボール超
【ケフラ(超サイヤ人)】
出典:ドラゴンボール超
フュージョンとポタラで誕生したキャラの強さを考察
フュージョンとポタラで合体した人物の戦闘力は、あまりはっきりしていませんが、公式的にはフュージョンが足し算、ポタラが掛け算となっているようです。
フュージョンが足し算で、ポタラが掛け算のため、ポタラのほうがフュージョンよりも効果が上なのですが、さすがにこれだと「フュージョン弱くね?」ってなるんですよね。
なので、ここから先は原作内でのセリフや描写を元にして、フュージョンとポタラで誕生した合体戦士の強さを考察してみたいと思います。
合体したときの戦闘力の計算式を考察
まずは、フュージョンとポタラで合体した後の戦闘力の計算方法を考えていきます。
出来るだけフュージョンとポタラで差を出したくないので、以下の計算式を考えてみました。
(A+B)×C=戦闘力
AとBが合体する人物の戦闘力、Cが合体後の戦闘力にかかる倍率になっています。
この「C」の倍率は合体する人物の関係性によって、数倍から数百倍まで変化します。
合体する人物の関係性によって倍率が変わる説
原作内では老界王神のこんなセリフがあります。
(出典:ドラゴンボール42巻/29p)
「ライバル同士が組んだんじゃ、そりゃ最強に決まっとるわい」
このセリフにより、合体する人物の関係性によって、合体後の戦闘力にかかる倍率が変わると考察します。
2人の人物が「ライバル関係」「恋愛関係」「親子や兄弟」「友達」「赤の他人」などで変わります。
そして、この中でも「ライバル関係」にあるもの同士の合体には最大限の合体補正がかかるのです。
フュージョンは潜在能力を開放し、ポタラは限界突破する説
合体する人物の関係性で合体後の戦闘力に倍率がかかると考察しましたが、これではポタラとフュージョンを区別することができません。
原作内ではフュージョンよりもポタラの方が効果が上だというセリフがあるので、(A+B)の部分で差をつけていきます。
フュージョンとポタラ、どちらも合体する前の2人よりも遥かに強くなります。
悟天とトランクスは精神と時の部屋に入って7日程度で超サイヤ人3に変身出来るようになっていました。
悟天とトランクスは幼少期から超サイヤ人に変身できる天才児で、かなりの潜在能力を秘めていると思います。
そのため、「フュージョンすることにより2人の潜在能力が引き出され、短期間で超サイヤ人3に変身できるようになった」と考えることが出来るのではないでしょうか(分離すると潜在能力解放の効果は失われる)。
フュージョンする時に2人の潜在能力が開放されたことにより、わずか7日間で超サイヤ人3に変身することが出来るようになったのだと思います。
つづいてポタラですが、悟飯は老界王神に限界以上の潜在能力を引き出されてパワーアップしています。
ポタラとフュージョンで効果の差をつけるとしたらこの部分だと思います。
ポタラは神のアイテムのため、合体する人物の潜在能力以上の力を引き出した上で合体することが出来ると考察できます。
例えば、普段の悟空が潜在能力の80%の力だとしたら、フュージョンをする時には100%の力が引き出され、ポタラ合体するときには120%の力が引き出されるといった具合です。
ゴジータとベジットの戦闘力の計算式
出典:ドラゴンボールZ
上記の考察と計算式でゴジータとベジットの戦闘力を計算してみたいと思います。
悟空とベジータはライバル関係なので、合体にかかる倍率は100倍とし、2人の普段の戦闘力は潜在能力の80%とします。
- 普段の悟空(80)
- 潜在能力解放悟空(100)
- 限界突破悟空(120)
- 普段のベジータ(80)
- 潜在能力解放ベジータ(100)
- 限界突破ベジータ(120)
- ライバル補正(100倍)
【ゴジータの戦闘力】
(100+100)×100=20000
【ベジットの戦闘力】
(120+120)×100=24000
以上のようになります。
ゴジータとベジットは最強
ということで、「フュージョンが足し算でポタラが掛け算ということでは、フュージョンが弱すぎるのではないか?」という疑問から上記の計算式を考察してみました。
この考察では「フュージョンとポタラは、合体する人物の潜在能力を開放したり限界突破させたうえで合体させる」と仮定しましたが、フュージョンとポタラでかかる倍率に違いがあると考えることも出来ると思います。
- フュージョン=100倍
- ポタラ=120倍
などです。
ツッコミどころなど色々あると思いますが、ただひとつ確かなことがあります。
それはゴジータもベジットも、ドラゴンボールの最強キャラクターであるということです。最強どころか無敵です。
ドラゴンボール世界の強さのピラミッドの頂点の先端に位置し、誰にも苦戦することなく、どんなに強い敵だったとしても圧倒的な戦闘力の差を見せつけ、傷一つつけずにボコボコにしてしまう無敵の強さを持っているのがゴジータとベジットだと考えています。
まさに「天下無敵の合体おとうさん」なのです。