デンデと悟飯やクリリン達の友情や、3人の関係性について考察してみました。
デンデにとって悟飯達は友達以上の存在だったのかもしれません。
デンデを助ける悟飯とクリリン
フリーザ達はドラゴンボールを求めてデンデの居る村を襲いました。
フリーザは側近であるザーボンとドドリアを使い、デンデ以外の村に居るナメック星人を皆殺しにします。
デンデの弟のカルゴや長老のムーリ、助けに来た若者ナメック星人も次々と殺され、ただ1人残ったデンデは泣きながらドドリアから逃げ出します。
(引用:ドラゴンボール22巻/26.38.40.41p)
仲間を皆殺しにされ、絶体絶命のピンチに陥ってしまったデンデでしたが、近くの岩山で気を隠していた悟飯が助けに入ります。
(引用:ドラゴンボール22巻/42p)
悟飯はドドリア達の行う虐殺行為を見ている内に、怒りを抑えきれずに飛び出してきてしまいました。
もちろん、この時の悟飯ではドドリアには勝てません。
無謀な闘いをドドリアに挑んでしまった悟飯でしたが、ここで冷静なクリリンが割って入り、デンデを連れて逃げ出します。
ドドリアは逃げていく悟飯達を猛スピードで追いかけますが、クリリンの太陽拳で目がくらんでしまいます。
(引用:ドラゴンボール22巻/53p)
クリリン達は太陽拳を使った事でドドリアから逃げ出すことが出来ました。
セル編で悟飯、クリリンと再開するデンデ
そしてナメック星編以降、デンデは「新ナメック星」で暮らしていましたが、地球に憧れを抱いてしまい、悟飯とクリリンに会いたいと思っていたようです。
セル編では悟空が地球のドラゴンボールを復活させるために、新ナメック星まで神様になってくれるナメック星人を探しにきました。
悟空から話を聞いた新ナメック星の最長老になったムーリはデンデを推薦し、デンデは新しい地球の神様になったのです。
(引用:ドラゴンボール33巻/119p)
神殿で悟飯達と再開したデンデは満面の笑みを浮かべて、とても嬉しそうにしています。
デンデにとっての悟飯とクリリン
デンデはナメック星で悟飯達と打ち解けてすっかり仲良くなっていました。
新ナメック星に移り住んでもデンデは悟飯達の事を忘れられず、ずっと会いたいと思っていたようです。
悟飯とクリリンにとってデンデは友達でしょうが、デンデにとっては命を助けてくれた恩人のような存在だったのだと思います。
ドドリアに殺されそうになった時のデンデは、まさに絶体絶命と言うような状況です。
(引用:ドラゴンボール22巻/41p)
目の前で弟のカルゴやムーリ達が惨殺され、ただ1人残されたデンデの恐怖心は想像を絶するほどのものだったと思います。
悟飯達はそんな絶体絶命の危機を救ってくれたのです。
きっと、デンデにとって悟飯達は「絶体絶命のピンチを救ってくれたヒーロー」のような存在になっていたのだと思います。