原作内では、人造人間16号は17号よりも大幅に強いです。
しかし「本来は17号の方が16号よりも強かったかもしれない」と感じる台詞が原作内で出てきます。
この記事では、その台詞を元に本来の人造人間17号の戦闘力について考察してみたいと思います。
- 人造人間16号の戦闘力は17号よりも大幅に高い
- 17号の中にあるデータでは、16号は17号よりもパワーが劣る
- 17号はドクター・ゲロに再調整を受けている
- 再調整を受けた際に17号は大幅にパワーを下げられていた?
人造人間16号の戦闘力は17号よりも大幅に高い
大量の人間を吸収してパワーアップした第一形態のセルの戦闘力は大幅に17号を超えていました。
17号はパワーアップしたセルに手も足も出ません。
(引用:ドラゴンボール31巻/142p)
17号がセルに圧倒され吸収されそうになった時、16号が2人の間に割って入ります。
16号はピンチになった17号を助けるためにセルと闘うことになりますが、その強さは17号を圧倒していたセルと互角に戦えるほどだったのです。
(引用:ドラゴンボール31巻/146p)
16号の強さを見た17号も、その強さに驚愕しています。
(引用:ドラゴンボール31巻/157.162p)
なぜ17号が16号の強さに驚いているのかというと、17号の中に「16号のパワーは17号よりも低い」とういうデータが入っていたからです。
17号の中にあるデータでは、16号は17号よりもパワーが劣る
17号は16号を起動する際にドクター・ゲロに止められています。
しかし17号はドクター・ゲロの反対を押し切って16号を起動させようとしますが、この時に17号はこんな台詞を言っています。
(引用:ドラゴンボール30巻/14p)
「パワー値はオレのほうが上なのにか?」
この17号の台詞から考察するに、17号の中には「16号よりも17号のほうが強い」というデータが入っている事になります。
ドクター・ゲロが、あえて間違っているデータを17号にインプットする意味は無いと思います。
では、一体なぜ17号のデータと実際の16号の強さは違っていたのでしょうか?
17号はドクター・ゲロに再調整を受けている
実は17号はドクター・ゲロに起動させられた際、命令を聞かなかったので制御コントローラーで停止させられ再調整を受けています。
そして言うことを聞かなかった17号を教訓にし、18号は17号よりもパワーを抑えられて作られています。
(引用:ドラゴンボール31巻/187p)
上記のことから「17号が命令を聞かなかったのはパワーを上げすぎたのが原因」と、ドクター・ゲロは考えていたのではないでしょうか。
そのため、次に作った18号は17号よりもパワーを抑えていたのでしょう。
ということは、言うことを聞かずに停止させられた17号も、18号と同様に再調整を受けた時にパワーを抑えられていた可能性があります。
(引用:ドラゴンボール29巻/178p)
再調整を受けた際に17号は大幅にパワーを下げられていた?
人造人間17号はパワーを上げすぎたせいで、ドクター・ゲロの言うことを聞かなくなってしまいました。
ドクター・ゲロは17号を制御コントローラーで停止させて再調整を施します。
そして、この再調整を受ける前の17号は16号よりも戦闘力が高かった可能性があります。
そのため、17号の中に「17号より16号の方がパワーが低い」というデータが入っていたのでしょう。
ドクター・ゲロも再調整をした際に、新しいデータを17号の中に入れるのをめんどくさがっていたのかもしれません。
17号は再調整を受ける前のデータが入っていたので、16号のほうが自分よりも弱いと思っていたのかもしれないです。