ベジータがサイバイマンを繰り出し、ピッコロ達と闘わせた理由について考察してみたいと思います。
ベジータはサイバイマンとピッコロ達を闘わせて実力を測ろうとしていたのかもしれません。
- スカウターを外すベジータ
- ナッパはピッコロ達を雑魚扱いしているが、ベジータは雑魚扱いしていない
- 天津飯と全力で闘わなかったサイバイマンを殺すベジータ
- ベジータはサイバイマンとピッコロ達を闘わせることで、ピッコロ達の実力を測ろうとした?
スカウターを外すベジータ
ナッパは闘う前にピッコロ達の戦闘力を測ります。
スカウターで測ったピッコロ達の戦闘力は1000程度だったため、ナッパはピッコロ達の事を「雑魚」扱いします。
(引用:ドラゴンボール18巻/142p)
しかしベジータはピッコロ達は闘いに応じて戦闘力を変化させる事を知っていたので「さっき測った戦闘力の数値は役に立たない」と言ってスカウターを外してしまいます。
(引用:ドラゴンボール18巻/137p)
ナッパはピッコロ達を雑魚扱いしているが、ベジータは雑魚扱いしていない
ナッパは戦闘力1000程度のピッコロ達を雑魚扱いしていますが、ベジータは冷静です。
(引用:ドラゴンボール18巻/143p)
ピッコロ達は気を高めて戦闘力を変化させることが出来るので、ベジータはピッコロ達の最大戦闘力は1000よりも高いと思っていたのでしょう。
ベジータも万が一の事があるので、ピッコロ達と闘う前にある程度実力を把握しておきたかったのだと思います。
そこでベジータはサイバイマンを繰り出し、ピッコロ達と闘わせる事で実力を測ろうとしたのかもしれないです。
サイバイマンの戦闘力は1200あるので、ピッコロ達がサイバイマンを倒すことができれば、ピッコロ達の戦闘力は少なくとも1200以上だということがわかります。
それにサイバイマンと闘うピッコロ達の動きを観察することができれば、ある程度の実力を知ることが出来るはずです。
ベジータはピッコロ達の実力を測るためにサイバイマンを繰り出し、「ゲームだ」といってサイバイマンとピッコロ達を1人ずつ闘わせようとします。
まず最初のサイバイマンと闘ったのは天津飯です。
天津飯はサイバイマンを圧倒するほどの強さを修行で身につけており、余裕で勝利します。
(引用:ドラゴンボール18巻/147p)
しかし、天津飯に倒されたサイバイマンは全力で闘っていませんでした。
天津飯と全力で闘わなかったサイバイマンを殺すベジータ
ベジータは天津飯と闘った1匹目のサイバイマンが全力で闘っていないことに気づいていました。
そしてベジータは全力で闘わなかったサイバイマンを殺してしまいます。
(引用:ドラゴンボール18巻/149p)
なぜベジータはサイバイマンを殺してしまったのか?
ベジータはサイバイマンと天津飯を闘わせることで、彼の実力を測ろうとしていました。
もしサイバイマンが全力を出さずに倒されてしまえば、天津飯の闘う動きなどから隠されている実力を測ることができなくなってしまいます。
そのためベジータは全力で天津飯と闘わなかったサイバイマンを殺してしまったのだと思います。
ベジータはサイバイマンとピッコロ達を闘わせることで、ピッコロ達の実力を測ろうとした?
ベジータは戦闘力を変化させるピッコロ達の実力を測るためにサイバイマンを繰り出したのかも知れません。
そして1匹目のサイバイマンは天津飯と闘いますが、全力を出さずに倒されてしまいます。
サイバイマンが全力を出さずに闘えば、ベジータは天津飯の動きなどから正確な実力を測ることが出来ません。
そのためベジータは全力で闘わなかった1匹目のサイバイマンを殺してしまったのだと思います。
そして2匹目のサイバイマンはヤムチャと全力で闘い、自爆攻撃によってヤムチャを倒すことに成功します。
ベジータも全力のサイバイマンと闘ったヤムチャの動きから、ある程度の実力を把握することが出来たのではないでしょうか。