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ヤムチャがサイバイマンと闘った理由と敗因について考察(栽培マン)【ドラゴンボール】

ヤムチャがサイバイマンと闘った理由や敗因について考察してみたいと思います。

 

サイヤ人編で登場したサイバイマンはヤムチャと戦う前に天津飯と闘いました。

 

天津飯は修行の成果を見せつけ、圧倒的な力の差でサイバイマンを倒すことに成功します。

 

しかし、天津飯に倒されたサイバイマンは生きていました。

 

立ち上がったサイバイマンは再び天津飯に向かっていくのかと思われましたが、ベジータが殺します。

 

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(引用:ドラゴンボール18巻/149p)

 

 

天津飯の実力をなめていたサイバイマンを殺すベジータ

なぜベジータがサイバイマンを殺したかと言うと「天津飯をなめていた」からです。

 

天津飯と闘うサイバイマンにベジータは「思いっきりいけ」と忠告していました。

 

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(引用:ドラゴンボール18巻/143p)

 

しかし、サイバイマンはベジータの忠告も聞かず全力で闘わなかったために殺されてしまうのです。

 

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(引用:ドラゴンボール18巻/151p)

 

ベジータに恐怖しているサイバイマン

天津飯と闘ったサイバイマンがベジータに殺されるところを見ていた他のサイバイマンはベジータに恐怖しています。

 

そしてベジータは2匹目のサイバイマンを繰り出してきました。

 

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(引用:ドラゴンボール18巻/151p)

 

このサイバイマンとは最初クリリンが闘うつもりのようでしたが、ヤムチャがさえぎってきて代わりにサイバイマンと闘うことになります。

 

ヤムチャが代わりに闘った理由「クリリンは一度死んでいる」

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(引用:ドラゴンボール18巻/152p)

 

なぜヤムチャがクリリンの代わりにサイバイマンと闘おうとしたかというと、クリリンはピッコロ大魔王編の時にタンバリンに殺されています。

 

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(引用:ドラゴンボール12巻/36p)

 

もし、万が一のことがあってクリリンが死んでしまったら二度と生き返ることが出来ません。

 

そのためヤムチャがクリリンの代わりに闘おうとしました。

 

そしてヤムチャがサイバイマンと闘った理由は、もう一つあると思います。

 

サイバイマンは「死にものぐるいで来るはず」とヤムチャは思った?

天津飯をなめてかかったサイバイマンはベジータに殺されました。

 

そしてその様子を見ていた他のサイバイマンはベジータに恐怖して怯えています。

 

もし次の闘いで手加減をしてしまえば、100%ベジータに殺されてしまうでしょう。

 

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(引用:ドラゴンボール18巻/151p)

 

ヤムチャはベジータに怯えているサイバイマンの様子を見ていたはずです。

 

そしてヤムチャはこう思ったのかも知れません、「次のサイバイマンは死にものぐるいで闘いに来るはず」と。

 

ベジータに怯え、殺されたくない恐怖からサイバイマンは死にものぐるいでかかってくるはずです。

 

「窮鼠猫を噛む」ということわざもあるように、死にものぐるいで来るサイバイマンは天津飯と闘った時とは危険度が違うはずです。

 

そのため、ヤムチャはベジータに恐怖しているサイバイマンに危険性を感じ、万が一のために一度死んでいるクリリンの代わりに闘ったのだと思います。

 

ヤムチャはサイバイマンを倒したことで安心していた

ヤムチャはクリリンの代わりにサイバイマンと闘い勝利します。

 

死にものぐるいで来るであろうサイバイマンに対して最悪の事態を想定していたヤムチャは、この時にきっと安心していたのだと思います。

 

何だ大したことないじゃないかと・・・。

 

ヤムチャの不安が杞憂に変わった瞬間でもありますが、次の瞬間たおしたはずのサイバイマンは起き上がり、ヤムチャに抱きついて自爆攻撃を仕掛けてきました。

 

そしてこの自爆攻撃によってヤムチャは命を落とします。

 

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(引用:ドラゴンボール18巻/159p)

 

ヤムチャの誤算「サイバイマンはベジータに殺されるよりも自爆で死ぬほうがマシ」

ヤムチャは何事もなくサイバイマンを倒すことができ安心していましたが、一つ誤算がありました。

 

サイバイマンは「ベジータに殺されるくらいなら自爆を選ぶ」と考えていたことです。

 

ヤムチャに倒されてしまったサイバイマンはこのまま起き上がっても、ダメージを受けているためヤムチャと再戦する事はできずベジータに殺されてしまうはずです。

 

きっとサイバイマンは自爆して死ぬ恐怖よりも、ベジータに殺されることのほうが怖かったのでしょう。

 

ヤムチャがサイバイマンの危険性を見抜いたおかげでクリリンは死なずにすんだ

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(引用:ドラゴンボール18巻/160p)

 

サイバイマンは自爆して死ぬことよりもベジータに殺される恐怖が勝っていた為にヤムチャに自爆攻撃を仕掛けたのかも知れません。

 

ベジータに恐怖しているサイバイマンの僅かな変化をヤムチャが見抜いていたおかげで、クリリンはサイバイマンと闘うことをまぬがれることが出来ました。

 

もしヤムチャがサイバイマンの変化に気づかずにクリリンが闘っていれば、自爆攻撃で死ぬのはクリリンの方だったかも知れません。

 

ヤムチャは「自分が死ぬ危険性」がある事を承知の上で、クリリンの代わりにサイバイマンと闘ったのだと思います。