ドラゴンボールの最強技候補によく挙がる気円斬。
この記事では、そんな最強技候補の使い手であるクリリンが気円斬を編みだすまでの経緯について考察してみました。
クリリン達は神様のもとで修行をする
悟空の兄のラディッツは死に際、さらに強い2人のサイヤ人が1年後、地球にやって来ることをクリリンとピッコロ達に伝えます。
悟空はあの世で、ピッコロは悟飯と一緒に荒野で修行をし、クリリンや天津飯達は神様のもとで修行を積むことになりました。
(引用:ドラゴンボール18巻/73p)
そして、神様から重い服を着せてもらったクリリン達は毎日厳しい修行の日々を送り、大きくパワーアップすることに成功します。
地上に降りたクリリンは自分の限界を悟る
神様のもとで数カ月間修行して強くなったクリリン達は、サイヤ人が来るまでのあいだ地上におりて各々の修行をすることになります。
(引用:ドラゴンボール18巻/104p)
地上に降りたクリリンはサイヤ人が来るまでのあいだ独自の修行を開始しますが、もしかしたらクリリンはこの時に自分の限界を悟ってしまったのかも知れません。
数ヶ月前に地球に来たラディッツは戦闘力が1500あります。
そして修行前のクリリンの戦闘力は206です。
(引用:ドラゴンボール18巻/67p)
クリリンは1年後にやってくるラディッツよりも強いベジータとナッパとの闘いに向けて神様のもとで修行をしましたが、たった1年の修行では限界があると思います。
クリリンは修行をして強くはなったものの、自分の実力に自身がなかったのかも知れません。
そこでクリリンは考えました。
相手との実力差があっても関係なく敵を倒せる技を。
クリリンは戦闘力に関係なく敵を倒せる気円斬を編みだす
神様のもとで修行をしたクリリンは確かに強くなりました。
しかし、修行を終えて地上に降りてきたクリリンには、どこか不安があったのかも知れません。
地球にやってくるサイヤ人は、数ヶ月前に倒したラディッツよりもはるかに強いのです。
そこでクリリンは相手との実力差があっても倒せる技を開発しようと考えたのかも知れません。
そして編み出されたのが「気円斬」です。
(引用:ドラゴンボール19巻/71p)
気円斬は相手がどんなに格上だろうと触れるもの全てを切り裂きます。
ナメック星でフリーザと戦ったときにもクリリンは気円斬を使いましたが、戦闘力100万以上ある第二形態フリーザでも気円斬には避けるしか対処法がありませんでした。
(引用:ドラゴンボール25巻/152.153p)
フリーザも気円斬を冷や汗をかきながら必死に避けています。
自分の実力にある程度の限界を感じていたクリリンは、実力差に関係なく相手を倒せる技を開発しようと考え、その結果あみだされた技が「気円斬」だったのかも知れません。