人造人間編で登場したセルは背中についている尻尾で人間を吸収する事ができ、大量の人間を吸収したセルはとてつもないパワーアップを果たすのです。
この記事では、そんな人造人間セルの「吸収量」について考察したいと思います。
セル第一形態の吸収量の多さ
(引用:ドラゴンボール30巻/174p)
未来世界からやって来たセルは、ジンジャータウンの住民 1万5000人を1時間程度の間に吸収してしまいます。
(引用:ドラゴンボール30巻/155p)
もちろん1万5000人の中にはセルから逃げる事が出来た人もいるでしょうから、ジンジャータウンの住人全てをセルが吸収しているとは限りません。
しかしジンジャータウンは、わずか1時間程度で、人っ子一人いないようなゴーストタウンと化してしまっています。
1時間程度でジンジャータウンをゴーストタウンにしてしまうほどのセルの吸収量が凄まじいですが、一体なぜこんなにも大量の人間を短時間で吸収することが出来たのでしょうか。
それはセルに使われている、サイヤ人の細胞に秘密があったのかもしれません。
サイヤ人の細胞のおかげで、セルは人間を大量に吸収出来たのはないか
(引用:ドラゴンボール31巻/29.30p)
セルは悟空たちサイヤ人の細胞を使って誕生しました。
そして悟空たちサイヤ人は食事量がとても多く、大食漢揃いです。
(引用:ドラゴンボール37巻/71p)
セルが短時間のうちに大量の人間の生体エキスを吸収することが出来たのも、このサイヤ人の細胞のおかげと言ってもいいのではないでしょうか。
もしセルにサイヤ人の細胞が使われていなかったら、1時間程度でジンジャータウンの住民1万5000人もの人達を吸収することなど出来なかったはずです。
1時間程度で1万人以上の人間を吸収できるのだから、もしセルに数日間の時間を与えてしまった場合、その被害を受ける人達の人数は想像を絶するほどでしょう。
実際に原作でもセルは数日間のうちに大量の人間を吸収しパワーアップしています。
(引用:ドラゴンボール31巻/115p)
その戦闘力は神様と融合したピッコロや、人造人間17号でも全く手も足も出ないほどの強さです。
吸収量に比例してパワーアップしていく第一形態のセル
(引用:ドラゴンボール31巻/126.142p)
セルは大量の人間を吸収することで、ピッコロや人造人間17号以上の強さを手に入れました。
このセルの恐ろしいまでの吸収量は、サイヤ人の細胞によるものと考えてもいいのではないでしょうか。
もしセルにサイヤ人の細胞が使われていなかった場合、こんなに大量の人間を吸収することは出来なかったでしょう。
そしてセルは人間を吸収することで戦闘力を上昇し、パワーアップすることが出来ます。
サイヤ人は強さを追い求める戦闘民族なので、セルは人間を吸収するたびに強くなっていく自分に喜びを感じていたのでではないでしょうか。
(引用:ドラゴンボール31巻/137p)
セルの持っているサイヤ人の細胞により大量の人間を吸収することが可能になり、吸収すればするほど戦闘力が上がっていく喜びから、セルはますます吸収量が増えて手のつけられないくらいのパワーアップを果たしたのかも知れません。