サイヤ人のナッパが乗ってきた宇宙船は地球に残ったままでした。
そしてこの地球に残されたナッパの宇宙船はしばらくして、とんでもない大惨事を起こしてしまうことになるのです。
ナッパの乗ってきた宇宙船のその後
(引用:ドラゴンボール21巻/46p)
ナッパの乗ってきた宇宙船は国の学者たちに発見され、壊滅している東の都から研究所のようなところに移されていました。
もう一機の宇宙船は、ベジータがリモコンで呼び寄せて惑星フリーザに帰還しています。
(引用:ドラゴンボール21巻/19p)
またベジータはこの時リモコンを持たずに宇宙船に乗り込んでいて、地球に残されたリモコンはクリリンが拾い、その後ブルマに渡されました。
(引用:ドラゴンボール21巻/43p)
学者に回収されていた宇宙船
しばらくして、東の都から回収された宇宙船が学者たちによって調べられていることが、悟空の入院している病院にあるTVを通じて知らされることになります。
悟空の病室に来ていたブルマは、この宇宙船のリモコンの事を事前に調べていました。
TV中継も生放送だったため、ブルマは病室からリモコンを操作して宇宙船を飛ばそうとしたのですが・・・。
(引用:ドラゴンボール21巻/47p)
ブルマの不注意によって大爆発する宇宙船
(引用:ドラゴンボール21巻/47p)
なんとブルマはリモコンの自爆スイッチを押してしまったようで、TV画面の向こうで宇宙船は大爆発を起こしてしまいました。
TVの向こうでは現場の悲惨な状況が伝えられていますが、この宇宙船の爆発による被害はどの程度だったのでしょうか?
もし、死人が出るほどの被害があった場合は、この宇宙船の爆発で死んでしまった人は生き返ることが出来なかったはずです。
宇宙船の爆発による被害者がいた場合、生き返ることが出来ていない
サイヤ人との闘いによってピッコロと神様が死んでしまったので、地球のドラゴンボールは消滅してしまいました。
その後、色々あってブルマたちはナメック星にあるドラゴンボールで願いを叶えるためにナメック星に向かうことになります。
更にそのあと色々あって、ナメック星の神龍「ポルンガ」によってピッコロと神様が生き返り、地球のドラゴンボールも復活しました。
そして地球のドラゴンボールで、ある願いが叶えられます。
その願いは「フリーザ一味に殺された者たちを生き返らせる事」です。
(引用:ドラゴンボール27巻/121p)
この願いによって、フリーザ一味に殺されていたナメック星人たちは生き返ることが出来ました。
しかし、ベジータに殺されたナメック星人は「フリーザ一味」に殺されたわけではないので生き返ることが出来なかったのです。
ということは、ブルマのリモコン操作の不注意で死んだかも知れない人達は、生き返っていない事になるのではないでしょうか。
ブルマの大失敗
以上のことから、ブルマのリモコン操作の不注意によって大爆発を起こした宇宙船による死者がもしいた場合、神龍の願いでは生き返っていないことになります。
ブルマが神龍に「フリーザ一味」と認識されていれば、生き返ることも出来ますが、もちろんそんなことはありえないことでしょう。
ナッパは東の都を壊滅させてしまいましたが、そのナッパの乗ってきた宇宙船はブルマによって爆破され、さらなる被害者が出てしまった可能性があります。