ドラゴンボールのサイヤ人編で登場したサイヤ人のナッパの「タフさ」について考察してみたいと思います。
公式戦闘力4000のナッパは、戦闘力8000以上もある悟空の攻撃を受けてもノーダメージだったのです。
ナッパはタフさに関しては戦闘力8000相当はあったのではないか
あの世での修行を終えた悟空は、仲間たちの死に怒り、戦闘力を8000以上まであげました。
(引用:ドラゴンボール19巻/115p)
公式戦闘力4000のナッパは、もちろん悟空に勝てるはずもなく一方的に攻撃を食らっています。
しかし、ナッパはこの悟空の攻撃をもろに受けても起き上がり、それほどダメージも受けていない様子だったのです。
あまりのナッパの耐久力の高さに悟空も驚いてしまっています。
(引用:ドラゴンボール19巻/132p)
普通に考えれば戦闘力4000のナッパが戦闘力8000以上ある悟空の攻撃を真正面から受けてしまえば、ただでは済まないはずです。
悟空の攻撃にダメージを受けている様子のないナッパは、防御力に関しては戦闘力8000相当のものがあったと考えてもいいのではないのでしょうか。
もしかしたら悟空が手加減をしていたと考える事もできますが、その可能性は低いと思います。
悟空の恨み攻撃
(引用:ドラゴンボール19巻/115p)
ナッパと闘ったときの悟空は仲間の死に対しての怒りに燃えていて、ナッパに手加減など出来る精神状態ではないと思います。
悟空はナッパに死んだ仲間たちの恨みを込めて攻撃していきます。
▼チャオズの恨み
(引用:ドラゴンボール19巻/125p)
▼ヤムチャの恨み
(引用:ドラゴンボール19巻/126p)
▼天津飯の恨み
(引用:ドラゴンボール19巻/130p)
▼ピッコロの恨み
(引用:ドラゴンボール19巻/131p)
計4発の恨み攻撃を悟空はナッパに叩き込んでおり、最後の「ピッコロの恨み」でナッパを倒せると思っていたのではないでしょうか。
しかしナッパは体に傷はできているものの、ほとんどダメージを受けている様子がありません。
悟空も額に汗をかいてナッパのタフさに驚いています。
(引用:ドラゴンボール19巻/132p)
伸びしろだらけのナッパ
その後、悟空の攻撃によってすっかり頭に血のぼっていたナッパは、ベジータのアドバイスにより冷静さを取り戻します。
そしてなんと、冷静さを取り戻したナッパは悟空とまともに格闘戦が出来るほどになっていたのです。
(引用:ドラゴンボール19巻/137p)
もちろん悟空はナッパの攻撃を軽くあしらっているだけだとは思いますが、ベジータから少しアドバイスをされただけで悟空の攻撃を避けられるだけの動きを見せるナッパには伸びしろしか感じません。
もし、ナッパがベジータに殺されず生きていたら、かなりの戦闘力を身につけられるだけの潜在能力があったのではないでしょうか。
そしてそれは戦闘力4000のナッパが、戦闘力8000以上もある悟空の攻撃をまともに受けても「ほぼノーダメージだった」というところに現れているのかもしれません。