ヤジロベーに尻尾を切られて以降、ベジータの尻尾が生えてこない理由について考察してみました。
ベジータの尻尾が再生しない理由はパワーボールにあったのかもしれません。
メディカルマシーンでも再生されなかったベジータの尻尾
地球での闘いで瀕死の重傷を負ったベジータは惑星フリーザNo.79に帰還します。
惑星フリーザにいた兵士たちは、宇宙船の中にいる瀕死のベジータを発見するとメディカルマシーンの中に入れて治療しました。
(引用:ドラゴンボール21巻/85p)
メディカルマシーンによってベジータの傷はあっという間に完治することが出来ましたが、尻尾は再生しませんでした。
(引用:ドラゴンボール21巻/86p)
ベジータは再生できなかった尻尾について「かまわん、そのうちはえてくる」と言っていますが、これ以降ベジータの尻尾は生えてくることはなかったのです。
これは一体なぜなのか?
それはベジータの地球での大猿の変身方法に理由があったのかも知れないです。
ベジータはパワーボールで大猿に変身している
(引用:ドラゴンボール20巻/59p)
地球で闘った悟空の戦闘力が思っていた以上に高く苦戦してしまったベジータは、月をみて大猿に変身しようとしました。
しかし地球の月はピッコロが破壊しており、ベジータは変身することが出来ません。
そこでベジータは「パワーボール」で人工の満月を作り出し大猿に変身したのです。
大猿に変身したベジータは悟空を圧倒する戦闘力を持っていましたが、ヤジロベーによって尻尾を切られてしまいます。
(引用:ドラゴンボール20巻/104p)
そしてサイヤ人編ではベジータの他にもうひとり、パワーボールによって大猿化した人物がいます。
パワーボールで大猿化した悟飯の尻尾も生えてきていない
(引用:ドラゴンボール20巻/162p)
悟飯もベジータの作り出した人工の月を見て大猿に変身しており、ベジータの気円斬によって尻尾を切断されています。
そして悟飯も、これ以降しっぽが生えてきていません。
この二人は「パワーボールで作った人工の月で大猿に変身している」という共通点があります。
尻尾が生えてこないのはパワーボールの副作用説
(引用:ドラゴンボール20巻/59p)
ベジータと悟飯はパワーボールで作った人工の月によって大猿に変身しており、二人ともこれ以降しっぽが生えてこなくなっていました。
ベジータの尻尾が生えてこなくなった原因は、このパワーボールで作った人工の月にあると考えてもいいのではないでしょうか。
パワーボールで作り出した人工の月から発せられるブルーツ波は、通常の月から発せられるブルーツ波とは違い、サイヤ人の尻尾が再生しなくなる、毒のようなものがあったのかもしれません。
そのため、人工の月によって変身したベジータと悟飯は、この毒による副作用によって尻尾が生えなくなったのかもしれないです。
【補足】
ゲーム「ドラゴンボールZ カカロット」のにて、サイヤ人の尻尾が生えてこない原因と思わしき理由が明かされました。
(出典:ドラゴンボールZ カカロット)
ハッキリと明言はされていませんが、尻尾が生えてこないのは「大猿になるよりも強くなったから」らしいです。