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ナッパに「動けないサイヤ人など必要ない」と言って爆死させたベジータの心理を考察【ドラゴンボール】

悟空の界王拳の直撃を受けて動けなくなったナッパをベジータは空中に放り投げて爆散します。

 

「なぜベジータはナッパを殺したのか?」、「ベジータはどんな気持ちでナッパを殺したのか?」など、ベジータがナッパを殺したときの心理を考察してみました。

 

 

悟空の界王拳をくらって動けなくなったナッパ

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(引用:ドラゴンボール19巻/145p)

 

悟空の界王拳を食らいナッパは身動きが取れないほどのダメージを負ってしまいました。

 

地面に激突する前に悟空が受け止めたので命は助かりましたが、ナッパの背骨は界王拳の直撃を受けており、もしかしたら折れている可能性もあります。

 

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(引用:ドラゴンボール19巻/150p)

 

「べ・・ベジータ・・助けてくれ・・」

 

ナッパは消え入りそうな声でベジータに助けを求め、ベジータは無表情でナッパの手を握り返します。

 

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(引用:ドラゴンボール19巻/151p)

 

「す、すまねえな・・ベジータ・・・」

 

手を握り返してくれたベジータにお礼を言うナッパでしたが、次の瞬間ベジータはナッパを勢いよく空中に放り投げます。

 

「動けないサイヤ人など必要ない!」と言ってナッパを殺すベジータ

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(引用:ドラゴンボール19巻/153p)

 

ナッパを空中に放り投げたベジータは、気をぐんぐん高めていき「動けないサイヤ人など必要ない!!」といって、凄まじいエネルギー波をナッパに浴びせて跡形もなく消し去ってしまうのです。

 

動けなくなって使い物にならなくなったら仲間であっても、いとも簡単に殺すベジータの残酷なキャラクター性がよく分かる名シーンですが、もしかしたらこれはベジータの優しさだったのかも知れないです。

 

ベジータがナッパを派手に殺すのは、ナッパへの最大の手向けではないか?

界王拳の一撃を背中にモロに受けたナッパは一命をとりとめましたが、恐らく背骨が折れているので身動きが取れない状態です。

 

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(引用:ドラゴンボール19巻/145p)

 

背骨が折れているのであれば、ナッパはもう今までのようにサイヤ人らしく暴れまわることは出来ないはずです。

 

ベジータは無表情でナッパの手を握った時に「ナッパは背骨が折れているので助けたとしても寝たきり状態になってしまう」と思ったのかも知れません。

 

ナッパが寝たきり状態になり、いままでのように戦闘ができないのであればサイヤ人としては存在価値がなくなります。

 

それに、使い物にならなくナッパは、フリーザによって処刑されてしまうかも知れません。

 

そんなことになるくらいだったら「オレが派手にぶっ殺してやる」とベジータは考えたのではないでしょうか。

 

ベジータは手加減無しでナッパを消し去った

ベジータはナッパを放り投げると戦闘力をぐんぐん高めていきます。

 

それを間近に感じた悟空は、あまりの気の高さに驚愕してしまっています。

 

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(引用:ドラゴンボール19巻/153p)

 

ベジータはナッパを殺す際にほとんど手加減せず、自分の限界まで戦闘力を高めていたのかも知れません。

 

「動けなくなったナッパを派手にぶっ殺す」ことが、ナッパに対しての最大の手向けなので、ベジータは手加減などせずフルパワーで跡形もなく消し去ってしまったのでしょう。

 

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(引用:ドラゴンボール19巻/154p)

 

手加減をしてしまえばナッパに対しての侮辱になってしまいます。

 

背骨が折れて動けなくなったナッパは戦闘ができなくなり、ベジータからすれば「死んだほうがマシ」といえる状態になってしまいました。

 

そして、もしナッパを助けたとしても動けなくなって戦闘ができなくなり、使い物にならなくなったナッパはフリーザに処刑されてしまうことでしょう。

 

無表情でナッパの手を握っていたベジータは「フリーザに殺されるくらいならオレが殺してやる」と思ったのかも知れません。

 

そしてナッパを思いっきり派手に爆死させることこそが、ベジータによるナッパへの手向けであり優しさだったのかも知れないです。