ドラゴンボールのサイヤ人編で登場したナッパが悟空との闘いで繰り出した「カパッ」。
この記事では、なぜ「カパッ」がナッパの最高の技なのか?
その理由について考察してみたいと思います。
ナッパの「カパッ」はなぜ最高の技なのか
(引用:ドラゴンボール19巻/139p)
ナッパの最高の技「カパッ」は大きく開いた口から強力な気功波を吐き出す技です。
その威力は、戦闘力の差がかなり開いている悟空でも「まともに食らったらやばかった」といわせるほどです(悟空8000以上、ナッパ4000)。
(引用:ドラゴンボール19巻/141p)
ナッパの最高の技である「カパッ」は凄まじい威力を誇りますが、威力以外にも「最高の技」である理由が、なにかあるのではないでしょうか。
相手の目の前で口を開けるとスキができる
ナッパは悟空との闘いの中、突然大きく口を開けます。
(引用:ドラゴンボール19巻/138p)
このナッパの行動を見た悟空は「なんだ?」というような、不思議そうなリアクションを取っていますが、次の瞬間ナッパの口から気功波が飛び出してきます。
悟空はすぐにかめはめ波を撃って切り返すことに成功していますが、悟空でなければ気功波が直撃して大ダメージを受けていたでしょう。
(引用:ドラゴンボール19巻/140p)
ナッパの「カパッ」は相手を油断させ、そこに強力な一撃を叩き込める技
ナッパは口から気功波をノーモーションで出すことが出来ます。
このノーモーションの攻撃を確実に当てるためには何をしたらいいのか、それは「相手の目の前で突然口を開き、びっくりさせてスキを作らせる」ことだと思います。
誰でも突然闘っている相手が目の前で口を大きく開けたら、びっくりして一瞬のスキができるはずです。
どんなに強力な技で威力が高くても相手に当たらなければ意味はないです。
そのため、ナッパは相手の目の前で大きく口を開けて相手を油断させていたのでしょう。
ナッパの「カパッ」は、相手の目の前で大きな口を開け油断させスキを作り、そこに強力な一撃を一瞬にして叩き込めるからこそ「最高の技」だったのかも知れません。