ドラゴンボールで出てきた「スーパーサイヤ人」と「超サイヤ人」。
「スーパーサイヤ人」と「超サイヤ人」どちらも「すーぱーさいやじん」と読みますが、実はある違いがあります。
この記事では、その違いについて書いてみたいと思います。
なお、現在の公式的には明確に区別はされていないと思うので、ちょっとした「小ネタ」として読んでみてください。
ナッパの言った『スーパーサイヤ人』
(引用:ドラゴンボール17巻/175p)
ドラゴンボールの204話「さよなら孫悟空」で初めて「スーパーサイヤ人」という言葉が出てきました。
ナッパの言った「スーパーサイヤ人」はサイヤ人と地球人との混血児の事をさしています。
純血のサイヤ人の孫悟空と地球人のチチの間に生まれた混血児の孫悟飯は高い潜在能力を秘めており、感情が高ぶった時にその力を開放し、その戦闘力は1307にもなります。
悟飯の秘められている戦闘力は父親である悟空よりも高く、地球に来た悟空の兄であるラディッツは潜在能力を開放した悟飯の突進攻撃により大きなダメージを負ってしまいました。
(引用:ドラゴンボール17巻/155p)
なぜ悟飯の戦闘力がこんなにも高いのかというと、「サイヤ人と地球人の間に生まれた子供は戦闘力が通常よりも高くなる」という特徴があるためです。
ベジータとナッパは遠くの星からスカウターを通じて悟飯の戦闘力の数値を確認しており、通常よりも高い戦闘力を持って生まれてくる混血児の事を「スーパーサイヤ人」と名付けたのです。
悟空の変身した超サイヤ人
サイヤ人と地球人との間に生まれる、強大な力を持った混血サイヤ人の事をナッパは「スーパーサイヤ人」とよんでいました。
そしてその後のナメック星編にて、髪の毛が金色に変化した「超サイヤ人」が登場します。
(引用:ドラゴンボール27巻/90p)
サイヤ人の戦闘力を遥かに超えた悟空が、フリーザにクリリンを殺されたことによる激しい怒りによって誕生した『超サイヤ人』。
この「超サイヤ人」が登場して以降、原作内では「スーパーサイヤ人」という表記は出てこなくなります。
「超サイヤ人」とは髪が金色に変化したサイヤ人の事をさします(後に髪の毛が赤色の超サイヤ人ゴッド、髪が青い超サイヤ人ブルーが登場)。
『超サイヤ人』登場以降『スーパーサイヤ人』は『超サイヤ人』へ
ナッパは、地球人とサイヤ人との間に生まれた強力な潜在能力を秘めた混血児の事を「スーパーサイヤ人」とよんでいました。
そして、ナメック星編で登場した伝説の戦士「超サイヤ人」が登場して以降、「スーパーサイヤ人」という表記は原作内では使われなくなります。
現在、この「超サイヤ人」と「スーパーサイヤ人」は公式的にはどちらも「サイヤ人のパワーアップ形態」の事をさしていて、明確な区別はされておらず「超サイヤ人」を「スーパーサイヤ人」と表記しても間違いではないと思います。
以上です。
原作のサイヤ人編では当初「混血サイヤ人」の事を「スーパーサイヤ人」とよんでいたことをネタにしてこの記事を書いてみました。
『スーパーサイヤ人』と『超サイヤ人』の違いまとめ
- 混血サイヤ人=スーパーサイヤ人。
- サイヤ人のパワーアップ形態=超サイヤ人。
※公式的には明確に区別されてはいません。