餃子の自爆攻撃をもろともせずに、まったくダメージを受けなかったナッパ。
自爆をしたことにより命を落とした餃子の敵を討つために天津飯はナッパに向かって気功砲を放ちます。
(引用:ドラゴンボール19巻/33p)
- 気功砲を受けたナッパの叫び
- 気功砲は餃子の自爆攻撃よりも攻撃力が高い?
- 気功砲のダメージを最小限にできた理由
- 上半身裸でピッコロの攻撃を受けるナッパ
- もし両手で気功砲を撃っていたらナッパにダメージを与えられていたかもしれない
気功砲を受けたナッパの叫び
(引用:ドラゴンボール19巻/34p)
うあああああああああ
天津飯の撃った気功砲の直撃を受けたナッパは、よっぽどびっくりしたのか大声を上げて叫んでいます。
命をかけた天津飯の気功砲でしたが、残念ながらナッパにはダメージを与えることができませんでした。
しかし気功砲が直撃したナッパはノーダメージでしたが『ふう、おどかしやがって』といって冷や汗をかいています。
(引用:ドラゴンボール19巻/35p)
気功砲は餃子の自爆攻撃よりも攻撃力が高い?
天津飯が気功砲を打つ前には餃子がナッパに自爆攻撃を仕掛けましたが、ナッパはノーダメージでした。
チャオズの自爆攻撃の破壊力が大したことがなかった様に思えますが、自爆した餃子の爆発を見たピッコロはナッパを倒したと思っていました。
(引用:ドラゴンボール19巻/21p)
ということは、餃子の自爆攻撃を見たピッコロは『もし自分が自爆攻撃を受けていたら餃子に倒されていた』と感じたのではないでしょうか。
自分を倒すほどの爆発攻撃を受けたのだから、ナッパでもひとたまりもないとピッコロは思っていたはずです。
しかしナッパはノーダメージ、着ている戦闘服もほとんど破損していません。
(引用:ドラゴンボール19巻/21p)
そしてその後の天津飯の気功砲、ナッパは大声を上げて叫んでいます。
きっとナッパは餃子の自爆攻撃よりも気功砲は危険な技だと感じていたはずです。
その証拠に気功砲を受けたときのほうが戦闘服の破損具合が大きいです。
▼自爆攻撃
(引用:ドラゴンボール19巻/21p)
▼気功砲
(引用:ドラゴンボール19巻/36p)
またピッコロも気功砲の直撃を受けてもダメージを受けていないナッパを『化物』といっています。
(引用:ドラゴンボール19巻/35p)
気功砲のダメージを最小限にできた理由
おそらく餃子の自爆攻撃よりも破壊力があり、ナッパも思わず大声を上げて叫んでしまうほどの攻撃力を持っている天津飯の気功砲でしたが、結局ナッパにはダメージを与えることができませんでした。
一体なぜだったのか?
それはナッパ達の着ていた戦闘服に秘密があったのかもしれません。
ナッパとベジータの着ている戦闘服の耐久力はかなりのもので、ベジータが大猿になって巨大化したときにも破れませんでした。
またベジータに元気玉が直撃した際にも原型を留める程度には残っており、戦闘服の中に入れておいた宇宙船を呼び寄せるためのスイッチも問題なく動作していました。
(引用:ドラゴンボール20巻/147/173p)
ベジータ達の着ている戦闘服は元気玉の直撃を受けても中にしまっていたリモコンが問題なく使えるくらいの防御力を持っています。
元気玉よりも威力が低いはずの気功砲くらいであれば、ノーダメージでやり過ごす事ができる防御力があってもおかしくはないです。
では、もしもナッパが戦闘服を着ておらず、裸の状態であれば気功砲でダメージを受けていたのでしょうか。
上半身裸でピッコロの攻撃を受けるナッパ
作中でナッパは戦闘服を脱ぎ捨てて上半身裸の状態で戦い始めることになります。
この時、背中にピッコロの気功波の直撃を受けたナッパはとても痛そうにしています。
(引用:ドラゴンボール19巻/76p)
背中も真っ赤になっているので、戦闘服を脱いで裸になっている状態で天津飯の気功砲をまともに食らっていれば、多少なりともダメージを受けていたと思います。
もし両手で気功砲を撃っていたらナッパにダメージを与えられていたかもしれない
また、気功砲を撃った天津飯はナッパに片腕をもぎ取られていたので、片手で気功砲を撃っていました。
(引用:ドラゴンボール19巻/11p/33p)
もし天津飯が片手を失うことなく、両腕が使える万全の状態であれば、ナッパの着ている戦闘服の耐久力をもろともせずに気功砲でダメージを与えることができていたかもしれません。