クリリンはブルマから人造人間を停止することができる『緊急停止コントローラー』を受け取ります。
その後、クリリンのある行動のせいでセルは人造人間18号を吸収し、完全体になってしまいます。
この『ある行動』のせいでセルは完全体になってしまいますが、はたしてクリリンが全て悪かったのでしょうか?
クリリンの他にもセルを完全体にしてしまった人物がいないのか考察してみました。
クリリンが壊した緊急停止コントローラー
ベジータとセルが戦っているすぐ近くに人造人間18号と16号がいることを発見したクリリンは、気付かれないように近づいていきます。
うまく18号のそばに行くことができたクリリンは緊急停止コントローラーを使おうとしましたが、18号のことを好きになってしまっていたのでコントローラーのスイッチを押すことが出来ません。
そしてクリリンは緊急停止コントローラーを踏み潰してしまいます。
(引用:ドラゴンボール32巻/104p)
クリリンがコントローラーを壊したせいで18号を破壊することができずにセルに吸収されてしまいましたが、この時すぐ近くでセルはベジータと戦っていました。
第二形態セルを見逃すベジータ
精神と時の部屋から出てきたベジータは大幅にパワーアップし、第二形態のセルを圧倒する強さを身に着けています。
第二形態のセルを圧倒できるだけの力をつけたベジータでしたが、あまりにも強くなりすぎてしまったためにセルとの闘いに満足できていません。
第二形態のセルはそれに気づいていたのかいないのかわかりませんが、完全体の強さをベジータにアピールしてます。
セルのアピールによって完全体の強さに興味を持ち、『完全体になったセルと闘ってみたい』と思ったベジータはセルを見逃すことになります。
(引用:ドラゴンボール32巻/102p)
そしてベジータに見逃してもらったセルは近くにいる18号を発見し、吸収することに成功してしまうのです。
ベジータがセルの挑発に乗らずに、さっさと倒しておけば、クリリンがコントローラーを壊していてもセルの完全体を阻止することができていました。
ただ、ベジータのそばには、ベジータと同じかそれ以上の強さを持っているトランクスがいます。
トランクスが無理矢理にでもベジータを押さえつけていれば、セルは完全体になる前に倒すことができたかもしれません。
ベジータに気を使っていたトランクス
トランクスはベジータに気を使って、一歩下がったところでセルとの闘いを見届けていました。
ベジータがセルを見逃そうとしていたときにも、気を使ってしまいベジータを足止めするタイニングが遅くなってしまいました。
トランクスの優しい性格が裏目に出てしまいましたが、第二形態のセルが18号を発見した時はそうも言ってられません。
(引用:ドラゴンボール32巻/116.117p)
トランクスはベジータに攻撃し、セルに突撃していきますが、セルは太陽拳を使います。
(引用:ドラゴンボール32巻/118p)
セルの太陽拳によってトランクスは視力を奪われ、そのスキをついてセルは18号を吸収することに成功してしまうのです。
(引用:ドラゴンボール32巻/119p)
ん・・・。
たいようけん???
天津飯の開発した太陽拳
(引用:ドラゴンボール11巻/52p)
そうです。
太陽拳です。
太陽拳で視力を奪われなければ、トランクスはセルを倒すことができていました。
クリリンがコントローラーを壊そうと、ベジータがセルを見逃そうと、太陽拳さえなければトランクスはセルを倒すことができていたのです。
太陽拳は天津飯の技です。
そう、天津飯が太陽拳を開発したせいでセルは完全体になってしまったのです。
セルを完全体にしてしまったのは、クリリンでもなくベジータでもなく、トランクスのせいでもありません。
全ては太陽拳を開発してしまった天津飯のせいだったのです。
天津飯が全部悪い!!
しらんけど。