第一形態と第二形態のセルは17号とベジータと対峙した時に、自分の容姿についてボロカスに言われています。
17号からは『みにくい妖怪野郎』。
(引用:ドラゴンボール31巻/143p)
ベジータからは『みにくいバケモノ』。
(引用:ドラゴンボール32巻/48p)
二人から散々な言われようをしたセルでしたが、完全体になったセルは『イケメン』そのものでした。
(引用:ドラゴンボール32巻/183p)
イケメンな完全体セル
(引用:ドラゴンボール32巻/129p)
人造人間17号と18号を吸収し、完全体になったセル。
第二形態の時に比べて中性的な顔つきのシュッとしたイケメン顔になっています。
『ドラゴンボールイケメンランキング』をやったとしても、かなり上位に食い込むのではないでしょうか。
無表情の顔はもちろん、ニヤッとした微笑みを浮かべた顔もかっこいい端正な顔立ちをしています。
(引用:ドラゴンボール32巻/132p)
かっこいい完全体セル
(引用:ドラゴンボール32巻/138p)
完全体セルがかっこいいのは顔だけではありません、体のデザイン、シルエット、たたずまいなど、全てがカッコイイです。
さらに強さもピカイチで、超サイヤ人の壁を超える強さを身に着けたベジータとトランクスを圧倒するほどの戦闘力を身に着けています。
性格も知的でクール。
(引用:ドラゴンボール33巻/45p)
そして人間をためらいなく、いとも簡単に虐殺するような残忍さを持っています。
(引用:ドラゴンボール33巻/61p)
完全体セルは自信に満ち溢れている
完全体セルのかっこよさを裏付けるもの、それは自分が絶対的な強者であると確信している自信からくるものなのではないでしょうか。
セルゲームを開催しようと提案したセルは、負ける気などみじんもないような態度をとっています。
(引用:ドラゴンボール33巻/59p)
セルゲームはセル自身には圧倒的に不利なルールであるにも関わらず、セルは絶対的な勝利を確信し、自分の強さをさらに引き出すための『練習』だと思っているのです。
(引用:ドラゴンボール33巻/44p)
しかし絶対的な自信に裏付けされたセルのかっこよさも、超サイヤ人2になった悟飯によってもろくも崩れ去ります。
完全体セルのかっこよさが崩れ去る瞬間
セルに勝つためには悟飯の潜在能力を引き出さなければいけないと考えていた悟空。
悟空はセルと悟飯を戦わせて、悟飯の隠された力を引き出そうとしました。
この作戦はピッコロから猛反発を受けてしまいましたが、結果として悟飯はセルゲームの中で超サイヤ人2に覚醒します。
超サイヤ人2になった悟飯の強さは完全体セルを大幅に上回っていました。
(引用:ドラゴンボール35巻/26p)
セルも潜在能力を引き出すために悟飯を痛めつけていましたが、まさか自分を超えてしまうくらいのパワーアップをするとは思っていなかったのだと思います。
悟飯に逆転されたセルはボロボロになってしまいます。
(引用:ドラゴンボール35巻/47p)
自身が宇宙最強であると確信していたであろう完全体セルの表情は醜くなり、トランクスに指摘したパワーに頼った変身をしてでも悟飯を倒そうとしていましたが、スピードが殺されてしまい攻撃がかすりもしません。
(引用:ドラゴンボール35巻/44p)
完全体セルのクールで知的なかっこよさは、セル自身が自分を宇宙最強だと確信し、誰にも負けることはないと思っていたからこそのかっこよさだったのかもしれません。