ピッコロ大魔王の分身のピッコロ(マジュニア)は天下一武道会に出て悟空を倒そうとします。
しかし、ピッコロが悟空を超えるために必要な努力量は常識の範囲を超えるようなものだったかもしれません。
この記事では幼少期のピッコロが悟空に勝つためには様々な壁を乗り越えなければいけないことや、悟空を超えるために必要な努力量について考察していきます。
幼少期のピッコロは小さい
(引用:ドラゴンボール14巻/77p)
死に際のピッコロ大魔王から吐き出された卵からピッコロは生まれました。
卵から出たばかりのピッコロはとても小さいです。大体初登場時の悟空位の大きさでしょうか。
卵から生まれた幼少期のピッコロは親のピッコロ大魔王のかたきの悟空を殺し、世界征服をするために特訓を開始しますが、悟空を超えることは生半可なことではないと思います。
しかも、ピッコロは3年後の天下一武道会で悟空を殺そうとしています。
つまり、この小さい体からスタートして3年間の間に悟空を越えようというのです。
幸いピッコロはピッコロ大魔王の記憶や技を受け継いでいるので、ピッコロ大魔王と同じくらいかそれ以上の戦闘力を身につける事はそれほど難しくはないでしょう。
しかし悟空はキングキャッスルでの戦いの時、ピッコロ大魔王を圧倒する強さを見せつけていました。
ピッコロ大魔王よりも強い悟空
少年悟空とピッコロ大魔王の実力差はかなりあります。
キングキャッスルの戦いでも悟空は終始、ピッコロ大魔王を圧倒していました。
(引用:ドラゴンボール13巻/168p)
つまりピッコロは親のピッコロ大魔王よりも強くなったところで、やっと少年悟空と同じくらいの強さになったに過ぎないのです。
さらに悟空は3年後の天下一武道会に向けて神殿にいる神様とミスターポポのもとで修行を始めていました。
悟空は神様のもとで修行
(引用:ドラゴンボール14巻/135p)
ピッコロ大魔王よりも強かった悟空が神様のもとで3年間修行をしたらかなりのレベルアップを果たすでしょう。
しかも神様とミスターポポはピッコロ大魔王よりも強く、ピッコロ大魔王を倒した時の悟空でさえミスターポポには赤子同然の扱いを受けてしまっていました。
ピッコロが天下一武道会で悟空に勝つためには3年間の間で小さな体を成長させ、神様のもとで修行をしている悟空の成長を上回るだけの成果を出さなければいけないのです。
しかもピッコロには戦いを教えてくれる、師匠と呼べるような人などはいません。
全てひとりで独学でやっていかなくてはいけません。
幼少期のピッコロの努力量がヤバそう
幼少期のピッコロがやらなくてはいけないことは、
- 小さな体を成長させる。
- ピッコロ大魔王の戦闘力を超える
- 神様のもとで修行をしている悟空の成長スピードを超える。
- もちろんピッコロ大魔王よりも強い少年悟空よりも更に強い、神様とミスターポポも超える必要がある。
無理でしょ・・・。
以上のことを全てやってのけて、ようやくピッコロは悟空と戦えるようになるのですが、わずか3年間でできるようなことではないと思います。
実際にピッコロがマジュニアとして出た3年後の天下一武道会では悟空はピッコロよりも強く、歯が立ちませんでした。
(引用:ドラゴンボール16巻/125p)
しかし、ピッコロは天下一武道会ではクリリンを圧倒し、神様をも超える戦闘力を身に着けていました。
(引用:ドラゴンボール15巻/74p)
その強さは亀仙人に『ピッコロの動きについていけるのは悟空しかいない』と言わせるまでになっていたのです。
きっとピッコロの3年間の努力量はものすごいものがあったと思います。
とんでもない努力をしなければ、悟空はもちろん神様の戦闘力を超えることすらできなかったでしょう。