ピッコロ大魔王の卵から生まれたマジュニア(ピッコロ)は、親の仇の悟空を倒し世界征服をするために3年間、天下一武道会に向けて自分を鍛え始めます。
しかし、マジュニアが悟空に勝つのはかなり難しかったのではないでしょうか。
第23回天下一武道会でマジュニアが悟空に勝つのは不可能だったと思う
ピッコロ大魔王が悟空に破れた時に出した卵から生まれたマジュニア(以下ピッコロ)。
天下一武道会で悟空と戦った時のピッコロは成長していて身長も高かったですが、卵から生まれた時のピッコロはとても小さかったです。
(引用:ドラゴンボール14巻/77p)
ピッコロが小さかった期間はどの程度なのかわかりませんが、この小さいピッコロの事を『ピッコロ:幼少期』と呼んでもいいかもしれません。
またピッコロは親のピッコロ大魔王の技や記憶を全て受け継いでいるようですが、さすがに小さい時の戦闘力はそんなでもないと思います。
そしてこの幼少期のピッコロは3年後の天下一武道会で悟空を倒すために自分を鍛え始めますが、生半可な努力では悟空を超えるのは難しいでしょう。
というか不可能だと思います。
以下に理由を書いていきます。
マジュニアの親、ピッコロ大魔王は悟空よりも弱かった
超神水を飲んでパワーアップした悟空はキングキャッスルでピッコロ大魔王と戦います。
悟空の戦闘力は凄まじいもので、終始ピッコロ大魔王を圧倒していました。
(引用:ドラゴンボール13巻/168p)
悟空の圧倒的な戦闘力を前にピッコロ大魔王は悟空の事を『化物』と称しています。
(引用:ドラゴンボール14巻/18p)
そして、悟空に勝ち目がないと悟ったピッコロは不意をついて目から怪光線を出して悟空の片足を潰します。
さらに天津飯を人質に取って残った手足も潰して悟空を追い詰めましたが、結局破れてしまいます。
このようにピッコロ大魔王の時点で悟空とは差があったにもかかわらず、ピッコロは子供の体の状態から、わずか3年間で悟空を超えなければいけないのです。
悟空は神様のもとで修行
さらに悟空は天下一武道会までの3年間、神殿でピッコロ大魔王よりも強い神様とミスターポポから直々に修行を受けています。
(引用:ドラゴンボール14巻/135p)
それに対してピッコロは誰の指導も受けずに、たったひとりで自分を鍛え、体も成長させて悟空の戦闘力を上回らなければいけないのです。
しかも悟空は神殿での修行によって戦闘力をグングン向上させているでしょうから、少なくともピッコロは悟空の成長スピードをこえて強くならなければいけません。
無理です。不可能です。
そして3年後、ピッコロはマジュニアとして天下一武道会に出場。
クリリンを圧倒する力を見せ、神様よりも強くなっていました。
(引用:ドラゴンボール15巻/74p)
しかし、悟空との試合では終始押されてしまっています。
やはり3年間の独学の修行では、神様のもとで修行をしていた悟空を超えることはできなかったようです。
(引用:ドラゴンボール16巻/125p)
ですがピッコロは悟空以外の相手には圧倒的な戦闘力を身に着け『ピッコロの動きについて行けるのは悟空だけ』と亀仙人に言わせるまでの強さを手に入れました。
(引用:ドラゴンボール巻/p)
ピッコロの3年間の努力量は凄まじかったはず
悟空は神様のもとでチート修行をしていたので、天下一武道会でピッコロよりも高い戦闘力を身につけるのは難しくないと思います。
しかし、ピッコロは小さいからだを成長させ、親のピッコロ大魔王よりも強く、神様のもとで修行をしている悟空の戦闘力を超えなければいけません。
天下一武道会までの3年間のピッコロの努力量は凄まじいものがあったと思います。
死にものぐるいで強くなろうとしていたのでしょう。
悟空にはかないませんでしたが、クリリン達よりも強くなり、神様以上の戦闘力を身に着けたピッコロは流石だとしか言いようがないです。