ドラゴンボールZ 神と神に登場した、破壊神ビルスと付き人ウイス(この後のドラゴンボール超で天使と判明)について考察してみました。
目次
ドラゴンボールZ 神と神って?
2013年に公開された劇場版のドラゴンボールです。今までの劇場版とは違い戦いがメインの話では無くコメディ要素が強く、全体的にとてもゆるいお話になっています。
破壊神ビルスは長い眠りの中スーパーサイヤ人ゴッドの夢を見て、目が覚めるとウイスと一緒に悟空のいる界王星や地球にゴッドを探しに行き、スーパーサイヤ人ゴッドになった悟空と戦います。
ビルスとウイスの役割
世の中上には上がいるという初期のドラゴンボールのテーマをもう一度やるために作られたキャラクターだと思います。
ビルスの強さについて
ビルスは細いウサギか猫みたいな見た目ですが、めちゃくちゃに強くスーパーサイヤ人3の悟空にも圧勝してしまいます、地球に行ってからもブウ、ゴテンクス、ピッコロ、悟飯もベジータも勝てませんでした。
ゴッドになった悟空もなんとか戦えるようにはなったのですが、結局負けてしまいます。
今やっているドラゴンボール超の漫画、アニメでも悟空もベジータもビルスには勝てないようですね、強いです。ウイスはそれ以上に強いみたいです。
初期のドラゴンボールの話の進め方
初期のドラゴンボールは第23回天下一武道会(マジュニア戦)頃まで、世の中上には上がいる。だから慢心せずに更に上を目指して修行して強くなっていくという話になっていたと思います。
悟空とクリリンが最初に出場した天下一武道会では亀仙人のもとで修行した二人が予想を超えて強くなってしまい、もしかしたら優勝してしまうかもしれないと思い亀仙人自らジャッキー・チュンとなり二人の優勝を阻止する為に出場します。
初めて出場した天下一武道会でいきなり優勝してしまっては自分に自惚れてその後の修行に身が入らなくなると考えてのことです。
亀仙人はクリリンには割とあっさり勝てたのですが、悟空には苦戦しますが、なんとか勝つことができ悟空の優勝を阻止できました。
その後のストーリーでも悟空は天下一武道会に出場して天津飯に後ちょっとのところで負けたりしながらも、マジュニア戦で初優勝します。
しかしサイヤ人編以降のドラゴンボールはこのストーリーの進め方が少し難しくなってきたようにも思えます、負けたら地球とか終わりですから。
上には上がいる、世の中広い、なんて言ってられなくなってきます。
初期のドラゴンボールをもう一度
神と神の話に戻ります。界王星でビルスと戦った悟空はどこか偉そうなんですね、スーパーサイヤ人3になって気障が荒くなっているのもあると思いますが、それでも少し偉そう。
ビルスにたいして「これじゃあちょっと強すぎるから手加減してもいいんだぜ」みたいな事も言っています、自分が一番強いと思っちゃってるんでしょうか。自分に自惚れちゃっているようにも見えます。
このちょっと偉そうな悟空はおそらく意図的にやっている気がします。
その後悟空はビルスと戦うのですが手も足も出ずに負けてしまいます。
スーパーサイヤ人ゴッドになった後もビルスと闘いますが、結局勝てずに負けてしまいます。
悟空より強いキャラクタービルスを出すことで初期のドラゴンボールのテーマ、上には上がいるんだから慢心せずにもっと上を目指して頑張れ、みたいな話をもう一度この神と神ではやってくれています。
自分より強いやつが居た事を知り喜んでいる悟空ですが、ここでビルスは悟空に「おまえは今まで戦ったやつの中で二番目に強い」と言ってビルス以外にも悟空より強いやつがいることを伝えます。
そしてビルスから隣りにいる付き人のウイスはビルスよりも強いと聞き悟空は驚きます。
更にここで追い打ちをかけるように、宇宙は12個あってまだまだ強いやつはいるかもしれないとビルスが言うと悟空は気が遠くなり気絶してしまうのです。
神と神だけの話だけでも悟空よりも強い奴はビルスがいて、そのビルスよりも強いウイスがいる。
そこからさらに12個の宇宙が存在し、そこにはまだまだ強いやつがたくさんいるかもしれないといったことを話し、ドラゴンボールの世界観を更に広げてくれています。
最後に
その後始まったドラゴンボール超ではビルスよりも強いウイスよりもさらい強い大神官とか出てきてますね。
世界観広げまくってますがうまく話をまとめることが出来るのでしょうか楽しみです。
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