あなたはヤムチャと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。ネタキャラのヤムチャですか? かっこいいヤムチャですか?
ドラゴンボール超のヤムチャのネタキャラが止まりません、いじられすぎです。
今回はちょっとそんな皆の愛されキャラ、ヤムチャの話をしたいと思います。
ヤムチャはネタキャラ
ヤムチャは最近ドラゴンボール超でのいじらられ方が結構スゴイ事になってきてますね。完全にヤムチャは視聴者を笑わせるためのキャラクター、それ以外の活躍の場はない。
みたいな。
Twitterなどの反応をみると結構好評だったりします。
しかし一部のヤムチャファンの方々はちょっとお怒りのようですね。もっとかっこいいヤムチャを出せとか、いじりすぎだろ、とか。色々感想あるようです。
じゃあヤムチャってどんなキャラなのっていうのを自分なりにちょっと考えてみました。
原作での扱い
ヤムチャの初登場は第七話です。本当の最初期から出ているキャラクターですね。
悟空に戦いを挑んでふっとばされたり、ブルマのシャワーを覗いちゃったり、歯が抜けたひょうきんな笑顔を見せたりしています。
最初はギャグ漫画ということもありコミカルなキャラになっている感じがします。
その後も天下一武道会でシェン(神様)にとび蹴りを避けられ、避けた頭に股間を強打して悶絶したりサイバイマンの例のシーンなど原作でも割といじられキャラになっているかと思います。
ヤムチャはかっこいい
原作でもコメディリリーフとして扱われているヤムチャですが、じゃあなぜ「かっこいいヤムチャ」を求める声があるのか、それはちゃんとかっこいいからです。
まずいちばんネタとして上がるのは例のサイバイマンのシーンですね。
これはヤムチャはなにか嫌な予感がしたから一番最初に戦ったんですね。
サイバイマンには何かある、一度死んでしまっているクリリンとチャオズに何かあっても困るから先に戦ったんでしょう。
ヤムチャはサイバイマンに圧勝しますが、勝ったと思って油断したところを抱きつかれ自爆され死んでしまいます。
原作読むとわかりますが全然笑えないシーンですね。でもこのシーンはネットではネタ画像として広まっています。なんででしょうか不思議です。
他にも20号の所とかセルジュニアに腕を折られてぎゃああーーーとか叫んでるところとかありますが、そんなに笑えはしないかなあと。(ぎゃああーーーーはやっぱり笑える)
じゃあヤムチャのカッコイイとこどこよって話ですが戦ってる所とかちゃんとかっこいいですよ。
あとはなにより良い奴なんです、仲間思いだったりとか、トランクスがセルに倒されたときにベジータが怒ったことなどを生き返ったトランクスに伝えたり、この事をヤムチャが伝えなかったらあのベジータのあれはなかったかもしれません。
原作とアニメ
これは今に始まったことではない気もしますがキャラクターのある一面だけしかみせないで話を作っていることが多い気がします。
ヤムチャもそうですが、チチとかもヒステリックな一面だけがクローズアップされたような性格でしたし、亀仙人もスケベじじいのところだけピックアップされてました。
本当はもっと弟子思いだったり、広い見方のできる、いい師匠キャラの側面もあるのに。
原作漫画ではそこら辺しっかりしていて決してキャラクターを記号的な扱いで動かしたりはしてはいないとおもいます。
おもしろい面もあれば、真面目な面も見せる、カッコイイところも見せる。
それぞれのキャラクターの色々な側面を見せてきたからこそ、かっこいいヤムチャを求めるし、いじりすぎていることに対する憤りの声があるんだと思います。
上記で記号的な扱いと言いましたが、アニメはちょっとこれは......。と思うことは所々ありますね。
「ヤムチャは皆におもしろキャラだと思われてるからいじりまくってやろう、そうすれば受けるだろう」みたいな。
それはそれでもいいんですが、でもそんなところばかりじゃないよって所もしっかり見せていかないと、飽きられちゃったり、うんざりする人も出てくるんじゃないかなあとは思います。
でも今に始まったことでも無い気はしますけどね、キャラクターの記号的な扱い方は。昔は原作の部分が十分カバーしてたんでしょう。
まとめ
ヤムチャは確かにネット上ではいじられキャラ、いじってもいいキャラとして見られていると思います。
アニメでもそういう人達に向けていじるのもいいと思います。実際受けてるでしょう。
ただ、ヤムチャはそんなところばかりじゃないよ、こんないい所、かっこいい所もあるんだよっていう多面性をみせてくれるといいなーとは思います。ネタキャラな扱いだけじゃなくて。
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